工房八重の部屋

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新緑とツツジの安楽寺の特別公開!東山が背景の安楽寺は美しい!

2012年05月11日 | Weblog
安楽寺は紅葉で有名ですが、山を借景にしたツツジが美しい庭もあります。

連休中は特別公開中でした。

公開中は本堂でこの寺の由来、仏像などを、時間決めて説明してくださいます。


安楽寺山門
法然上人の弟子であった住蓮坊と安楽坊が1キロほど東の地に
「鹿ヶ谷草庵」を結んだのがこの寺の始まり。


東山の新緑


本堂


本堂内部
公開中は、本堂でこの寺の由来、仏像などを、時間決めて説明してくださいます。

後鳥羽上皇に仕える女官であった松虫と鈴虫姫姉妹は、上皇から寵愛を受け、他の女官からの嫉妬もあり、苦悩する生活に、心の平安を求めて、法然上人の説法を聞き
住蓮・安楽両坊の教えに感化されて、上皇の留守の間に御所を抜け出し
鹿ヶ谷の草庵を訪ねます。
両姫は住蓮・安楽坊に懇願して剃髪出家してしまいます。

そのため後鳥羽院の怒りを買い、念仏は禁止、道場は荒廃。
住蓮房と安楽房は死刑、法然は流刑になった。

のちに法然上人は二人の死を悼み、供養のため住蓮山安楽寺をつくり、
1681年に現在地に本堂が移され、伽藍も建立された。


本堂から境内を見る!


境内のツツジ


書院内部


書院からツツジの庭を眺める


ベンチのある渡り廊下


法然上人の弟子、死刑となった、住蓮上人と安楽上人の墓。
五輪供養搭です。この奥に、松虫・鈴虫姫の供養搭があります。

松虫、鈴虫両姫は瀬戸内海の生口島に移り念仏三昧の余生を送り、
それぞれに往生を遂げたと伝えられている!


境内からの山門 茅葺きの情緒ある門です。


帰りに霊鑑寺の前を通った! この寺は紅葉と椿が美しい!
特別公開中のみ拝観が出来ます!