2月28日に米国を訪問した、ウクライナのゼレンスキー大統領。
文字通り、米国第一主義を掲げるトランプ大統領と意見が折り合わないどころか和平を巡って激突し、物別れとなりました。
この意図は!?
結論を申し上げるならば、ウクライナ、米国、双方がそれぞれ外交や安全保障で多くの取引案件を抱えており、その利害関係が激突しているのです!!
ウクライナ側は、レアメタルや小麦等を戦後への取引材料にしつつ、欧米らからドローンやその運用方法やミサイル防衛の実績等を売りに、欧米ら各国から更なる各種兵器やディール機器類(兵器と民需品双方に使える機器類)をドンドン入手したい思惑があります。
一方、米国側は、中古兵器をウクライナに渡して(例えばHIMARS等の対地精密誘導兵器は最新型ではない)、最新型の兵器やミサイル等を自国の兵器倉庫に蓄え、中国等に備えつつ、過去のウクライナが行った中国や北朝鮮等への兵器類の売却をネタに、ウクライナを脅し、レアメタル等の利権を得たい考えです。
ロシアのプーチン大統領に寄り添う、などのトランプ大統領の発言や姿勢は、単なるリップサービスで、本音は自国の利益が第一です。
つまり、ウクライナと米国とは、協調しつつ、対立する面も大きくなっている複雑な関係なのです。
そして、外交や安全保障は、一言で言えば、敵対国や仮想敵国が嫌がる事をする事です!!
【時局直言】ウクライナと米国の首脳会談の物別れは当然!!
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2月27日に公開された、オンライン会議をするゼレンスキー大統領
出典:ゼレンスキー大統領自身のX
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