五月十二日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
時々降る。
三浦に行き岩橋に寄って、浅之助と一緒なったが一丁目で別れて帰ってきたそうだ。
五月十三日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
珍しく天気となった。夜には月も出た。風呂を焚く。
主人はどこへも出かけない。
とよの妹がきて泊まった。
森谷正八から魚(小魚6,はまち1)が送られてきた。さっそくに料理した。
五月十四日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
大いに快晴だ。
蒲団を洗う。
同五で酒を二升取り寄せる。
ぶしゅかん酒を作った。
2時頃からとよが妹と八百屋のおたかと三人連れで故郷へ帰った。少々揉めているようだった。
主人は4時頃から方々へ行った。
呉服やの安兵衞がきた。喜多村が新たにくる。
伴右衛門の事、出産の祝いに行った。魚を送った挨拶でもある。
大坂から赤石清友の使いが来る。
夜には岩一郎が市川に行き、権七もちょっときた。
大工の伊兵がきたので燭台の箱を拵えさせる。
田宮に返事を書いて弟御に言付けた。
10時前に主人が帰宅。富永で酒を吞んできたそうだ。
仁井田、岡本へも行ったらしい。