小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

二月二十四日

2018-07-25 | 嘉永六年 癸丑日記

二月二十四日 

風があった。
小梅は直川参りで2時過ぎに帰った。
桜は未だ蕾。
世間は活気なくて直川も参詣人は十四人ほどだった。


※直川参り
本恵寺 直川観音 1300年前に役行者が開いた寺。
現在も六十谷から山道を登っていく「墓の谷」として参詣人や登山の人で賑わっている。
小梅の家はお城の見える釘貫町にあるので紀ノ川を渡りかなりの距離がある。
昔の人は健脚だったと改めて感心。



 
コメント
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