プリントアウトする癖が良い方向に

H19年 FRD90J3S エンジン4HK1

エンジンチェックランプが点灯したとのことで入庫されました。



排気温度センサーの故障コードが入力され
エキゾースト温度No2が0℃
以前の頭の足らない自分なら何の躊躇も無く



車両前側から考えて2番目のセンサーを交換していたはずです。



故障コードはなるべくプリントする癖をつけていたので
モニターでは見切れてた



文字をよく読むと
キャタライザの前にあるセンサーが故障だぞと教えてます。




てーことは、今回故障しているセンサーは一番前のセンサーになるんですね







で、外して抵抗値を測定、本来ならこの気温で数百ｋΩほどになければならないのに
まったくの抵抗0、このセンサーの故障で間違いないようです。




ちなみにNo1のセンサー
故障の裏づけのために外しました。




交換後、正常値に戻りました。

いすゞはF3-Gが一番いいね

故障だけど故障じゃない

H17年 FEB50 イノマットⅡ







前にもこんな事あり。
以前、記事にすることでもないと見送ってたのですが



クラッチフルード残量が十分なら導通無しが正常




なのに動く・・・
写真撮り忘れましたが



赤丸のレベルセンサー、差し込んでる部分に何か異物が入るのかわかりませんが
よく誤作動します。一度抜き差しすると正常に戻るんです。
何度かこういう事が続いてるんで、新品に交換しつつ、隙間埋めてみようかな？なんて考えてます。

お次はH18年のエルフ　4HL1




オイルが駄々漏れという飛び込みのお客さんです。
ミッションハウジング横に止められてる見知らぬものからのようです。
センサーでも無いですし、ただのメクラ？




ほおほお、15番、タコセンサープラグですと。
なんだろ？スムーサー関連の穴かな？



というわけで、外しました・・・？




なんで日産のベンガラシーラー付いてるの？
素人にはおいそれと手が入れられない場所だし、どっかで脱着した？




原因はすぐに判明。
オーリングを交換して漏れが無いのを確認して納車しました。

手が回らない車がちらほらと

やっておきたいことができてません。



止まってるところをぶつけられたマーチ




うまいぐあいに避けてくれた。
これなら色塗り以外うちでできる。




型紙がでないからこれが一番時間かかった・・







うまくいった。




オークションで落としたレガシイ
デントリペア
許容範囲だと思ってたヘコミが想像以上だったので、いつものデント屋さんで
ヘコミをロックオンしてもらいました。
いつも良い仕事してるね、で、雪で延び延びだった納車がようやく終わりました。

できれば診断機つなげたかったんだけど手が回らず・・・

よほど注意深く見ないと・・・

100系ハイエース

左ハブにデフオイルが回ってしまった症状。
シャフトシールの消耗、損傷かな？なんてバラしはじめました、が・・



まずシールのリップのアタリがまったく無い。
あわせてスタッドボルトが削れてる。

こりゃどっかでやってるね。




簡単に測定したらシールが当たるカラーが奥に挿入しすぎてリップに全く当たらないのが発覚。
そりゃ漏れるよね。



SST無いのでサンダーで削り～のタガネで割り～のではずし




ABSリングも破壊してはずし




リップの位置とカラーの位置をどの辺に合わせたらいいのか測定。
45mmのところに元々のカラーの跡が残ってるじゃん・・・
完全に組み付けミスなんですが、なんら位置決めの刻印とかも無いから
分解前に注意深く観察しておかないとダメですね。

ABS付く前の車両なら何度か作業したことがあって、ただのでかいベアリングを圧入するだけなんですよね
だからこういう疑問に思うような不具合じゃなければ、自分も同じミスをしてたかもしれません。

続けて不可解な故障？というか予想のしにくいトラブル。




UCF30セルシオ
エンジン真ん中から煙が出たってことでレッカーされてきました。




スロットルボディに設けられてる、冷却水路を埋めるプラグが抜けて
水蒸気が噴出したんですね。
幸いエンジン止めてくれたんでオーバーヒートはしなかったようです。




ただねぇ・・・アルミ製のプラグを圧入してるだけなんで軽く叩きつつ
2液性の接着剤で固めるしかなし。
こういう故障もあるんだねえ。





お次はキャンター、バッテリーランプの点灯




完全に発電不良。
というか、バッテリーランプが点いたからバッテリー交換しましたって・・・
こちらとしてはバッテリーの点検が省けたから良しとしましょう。




で、リビルト品
世の中激安品もあるんですけど、信用にも関わるんでちゃんとした所でちゃんとした物を発注
なのにプーリー曲がってる。




部品商にとりあえずプーリーだけ古いの使うから。と了承もらったんですけど
運悪く前期後期でシャフト径が違う・・・




大至急、代替品を手配させて、時間ができたので確認したら箱に傷。
落としたな？
忙しさにかまけて到着時に確認しなかったうちにも少しの責任はあるかな？







なんとか間に合って、一通りの点検を済ませ納車しました。

整備書のやり方が正解とは限らない

H16年　ハイエース　KDH200V

フロントハブボルト締めすぎによる破壊修理です。



初めてバラすので整備書通りに分解していきます。
これがなかなかの重さ。



うちにあるインパクトの最強4でやっと緩むくらい。
素人締めは怖い。

で、ハブナックルそっくり降ろしたんですが・・・




あれ？ハブナックルがここで残るってことは、ハブと共締めしてる4本のボルト外せば
スライドハンマーで抜けるじゃん！
車載状態でハブだけ抜けるじゃん・・・



午前中しかないのでひとまずバラします。
最近こんなチョンボばっかやらかしてる。




ローター外してやっとクリップボルトお目見え。




抜くのは力づく




意外に堅かった







整備書だとナットで締め込めってなってるんだよね。
こういう所こそプレスの出番でしょうに。



規定トルクで締め付けて組み付け完成！



ついでにたまわった用件。
朝の始動がすごく悪いとのこと




インジェクターの補正値がひどい。
あわせてコモンレールの目標圧力30Mpなんですが前後3～4Mpを行き来して安定しない。
エルフでいえばSCVやポンプの異常と疑うのですが
なにぶんはじめて見る車両なので正常異常の見分けが付かない・・・
燃料エレメントも交換してるので、これはあとで整備書みて判断します。
ぜんぶやると30万コースですな。




明け方4時過ぎ雪降ってきたー
なんか積もりそうですね
朝の通勤こわいなぁ