待ちに待ったさくらまつりの手作りうどん。ここ一週間さくら祭りにあわせる
ように、開花してから冷え込んだ。今日は朝から暖かく天気も協力して、晴れて
いる。10時に集合なのに、散歩から帰ってくるとうどん愛好会仲間からの電話で
一時間前に入って準備するという。自分も自分が手をかけたものが売れると思う
とワクワク気分、はやる気持ちを内に秘めて売る現場へ、ところが場所が違うこと
を知らされ移動、いつもうどんを作る場所でうどんを足で練る役目だった。昨日か
ら練って寝かせてあるうどん粉をさらに練る役目である。10時から始めて10時
半ころには追加の連絡、さらに11時頃には列を作って並んでいると言う。俄然や
る気がおき踏みしめる足に力が入る。そのうちだんだん暑くなり汗をかくようにな
るが、やりがいを感ずる。汗をかき腹も減ってくるが、気が利く女性が、梅酒を一
口もってきてくれた、美味しかった。12時ごろ空が怪しい雨が降ってきた。げん
きんなものである。客足が途端に減る。雨宿りで客の回転が鈍り、売れないのだ。
一過性の雨と考え夜の花見のために、冷蔵庫に保管する。プロのうどんという商
品へのこだわりが勉強になる。うどんの素材は一晩寝かせるのが原則、当日の場合
は柔らかめ(水おおめ)にする。うどんを試食しながら、この一雨がうどん作りに
水を差したが、こうした経験は体験しないとわからない。うどんのキジを足で踏む
感触だってやってみないとわからない。今度は家庭でも、職場でもバージョン・
アップしたこの腕前をぜひ披露したいものだ。また一つ希望の光が?・・・・・