タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

レオ二ー

2010年12月23日 | Weblog


 こどもを育てる女性の逞しさをみる。それは自分の生き方、

考え方によるものが大きいことを教えてくれる。

レオ二ーというアメリカ女性は、自分の生き方を学生時代に

確立した。人生は一度しかない、平凡な生き方ではなく自分

しかできない個性的な生き方を望んだのである。

カリフォルニアの実家を離れ、就活する中で日本人男性と恋愛

子供ができる。家族の反対を押し切り、出産する。

日露戦争が始ろうとする時代、今まさにNHK「坂の上の雲」

をドラマ化しているがその時代に言葉の通じない日本へ。

幼い子供を連れ父親を頼りに異国に来たものの、彼には妻が居た。

一人でこどもを育てる、しかも日本でと決心する・・・・・。

後に、その子は日米で活躍する芸術家「ノグチ・イサム」となる。

晩年、彼女は家族と生活することなく、自然の中で一人生きて行く。

日本人なら言うだろう男らしい生き方だったと。彼女は女である。

本当の恋をしたら、それだけで生きられる。セカンド・バージンの

中村るいさんに通ずる映画でした。そういえばこの映画監督は、

女性である。