寒い冬を乗り越えて、朝日がまぶしそうだ。シロと呼んだら、そばに来た。
逞しいノラの暮らしをみたと同時に、今の日本人の生活の余裕を垣間見ると
同時に、苦しい時に一丸となれる民族性が素晴らしい。皆が苦しいから、
自分だけではないから、助け合える。危機管理の本質がここにあると思われ
る。連帯意識である。そしていつもどんな時も前向きでありさえすれば・・・
東北地方は、世界が求める質のいい工業部品を造っている中小企業が多い
と言う。そして今まで中国への製造シフトが叫ばれていたが、今回中国でも、
労働賃金が上昇、逆に日本はこれから下降ぎみ、これを契機に追風が吹き始
めた。しかも外国企業への圧力も大きく、リスクも大きい。
立ち上がりが早い日本、ゴールデンウィークの盛り上がりも、予想に反して
元気のようだ。今年の後半には明るさが戻り、一部では新生日本の復興が
はじまり、ピカピカの東北都市がみられるかもしれない。