僕には、高級な傘をもつことへの同意が女房から得られなかった。
高価な傘を買っても、良く失くすだろうことが原因だった。
現在、出かける時はかさばらない傘、夏なら男女とわず日傘が必要な
時代にもなった。
・おふくろさんよ♪おふくろさん♪大きくなったら他人の傘になれよ!
と教えてくれた♪
・都会では自殺する若者が増えている♪それより僕は行かなくちゃ♪
君に会いに行かなくちゃ♪だけど傘がない♪行かなくちゃ行かなくちゃ
「傘がない」
僕は今日、早朝雨の中を散歩している。
今までに使ったことがない、大きくて、軽くて、丈夫(カーボンシャフト、
柄は竹使用)の高級傘で、3年前の贈り物である。
やっと、傘を失くさないだろう使い道を発見したのである。
それは、雨の日の散歩のときだけ?
今日も両岸には、曼珠沙華が雨に鮮やか。