昔、昔のその昔、私めが中学生の頃このあたりは、
名鉄電車の車庫だった。
中学生になったばかりのとき写生大会がこの線路対面で
行われた。
なんと結果最優秀賞になって貼り出された。
しかしその最優秀賞には2名いたのだった。
もう一人は、東京の小学校の先生、後に大学教授となった。
二人の作品は、比較されるように二枚並べて展示された。
鮮やかに蘇ってくる。
誰が見ても彼の作品の方がうまいと思われた。
同窓会で本人に確かめたが覚えていなかった。
当時の自分は、遠近法を知らなかった。
ただ大きく、ひらっぺったくかいてあったと記憶している。
でも、選んでくれた先生を信じている。
今、思う他人を信じることの大切さを!
そんなことを知らずに真剣に遊ぶ孫でした。