僕にとって待望の映画だった。高校を卒業して就職した僕は、大学で
乗馬クラブに入った従兄弟に、どれだけ嫉妬したことか?
馬と一緒に寝起きし、可愛い馬そんな話を聞くにつれ、従兄弟との距離が
どんどん遠くに感じられたものだった。従兄弟は東京の大学を出て、会社
(僕の父親も働いていた)を引継ぐべき、社長になるためさらに地方へ
丁稚奉公に出された。
彼が社長業に全うするころには、当方も大人になったのか?いつまでも
嫉妬しているだけでは生きていけない。
スピルバーク監督が描く、”生きぬく勇気”と”希望”の物語ー。
サラブレットなのに農耕馬を経験、そして想像できるだろうか?
砲弾が飛び散る大地をー
前を見て走り続けなければ、決して生き抜くことはできない。
敵・味方の区別もない極限状態の中で、過酷な運命に立ち向かう人々との
出会いと別れを繰り返しながら、ジョーイ(馬の名)は彼らから希望を
託され、やがて「奇蹟の馬」と呼ばれるー
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