切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次、府中宿

2020年01月20日 | Weblog

「府中宿」

駿河の府中は現在の静岡市であり、安倍川の川辺にある。山を背景に川を広く描き、川渡りの様子がわかる。輦台渡しや駕籠、肩車、荷馬などが描かれ女性の旅人の様子も描いている。

家康は幕府を開いてわずか2年後に将軍職を息子の秀忠に譲り、大御所として実権を握りながら、亡くなるまでの9年間を府中で過ごした。府中宿は上伝馬町、下伝馬町にそれぞれ本陣、脇本陣が設けられ、旅籠が43軒もある東海道最大規模の宿場だった。

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