切り絵

浮世絵を切り絵に

富嶽三十六景 東都駿台

2024年10月01日 | Weblog

「東都駿台」

駿台とは駿河台の略称。今の御茶ノ水駅付近の、神田川の南側の台地のことを指す。このあたりには幕臣が多く住んでいたことから駿河台と名づけられた。。神田川は江戸城の外堀を兼ねていたという機能上のこともあって、両岸を切り立った壁に囲まれている。神田川に通じる斜面を、大勢の人々が行きかっている。棒振りや行商人など町人の姿が多いが、中には家来を従えた武士の姿もある。駿台を含めた神田界隈は、徳川時代から多様な人々がともにくらす賑やかな場所だった様だ。


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