切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次 草津

2020年12月07日 | Weblog

「草津」

石破の宿場に続き、土地の名物を食べさせる休憩どころ矢倉の立場の風景である。店の前では大きな荷物を運ぶ飛脚、早駕篭にのっている旅人と、店内にも多くの客が描かれていて、人の往来が激しい様子がわかる。店の看板の「姥が餅」は餅の周りにあんこをつけて丸めたもので,この餅には戦国時代に織田信長に滅ぼされた武将・佐々木義賢の遺児を育てるために、乳母があんこ餅を売っていたと云う逸話がある。

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