「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




昨日は、「第7回南九州脳神経血管内治療研究会」で鹿児島に行って参りました。
鹿児島大学脳神経外科教授有田和徳先生は広島大学脳神経外科で活躍された後に、地元である鹿児島大学に教授として赴任されています。広島と岡山で隣県なので、以前から存じ上げておりましたが、久し振りにお目にかかって昔話もさせていただきました。
有田先生ご自身は脳腫瘍が専門分野なのですが、血管内治療にも深い造詣とご理解があって、厚地脳神経外科病院永山哲也先生・鹿児島大学脳神経外科西牟田洋介先生を中心に、鹿児島県でも脳血管内治療が急速に発展していることをお伺いしました。
研究会には、血管内治療専門医の先生だけでなく、ベテランの一般脳神経外科の先生、若い研修医の先生、そして海外からの留学生と多くの参会者があり、岡山大学での治療経験をお話しました。たくさんのプラクティカルなご質問をいただき、南国鹿児島の先生方の熱いパワーを感じました。
会終了後は、永山・西牟田先生のお取り計らいで、血管内チームの若い先生方と懇親の場を設けていただきました。
鹿児島の血管内チームには女性が多く、和気藹々として良い感じでした。
このブログをちゃんとチェックしていただいているとのことで嬉しかったです。
こちらが女性陣、夏子・祐子・明理さん、皆さん美人ですね。
とりあえず、ビールと野菜サラダ(私はウサギなんです)でスタートしています。


皆さんの脳血管内治療に対する熱い思いをお聞きしながら、勧められるまま、焼酎をいただきました。
曰く「先生、鹿児島に来て、焼酎を飲まないなんて!」(鹿児島弁で)
それにしても、鹿児島の方は皆さん、お酒、お強いですね。
こちらが、男性陣、永山・西牟田・久保・粕谷先生です。


鹿児島の皆様、ありがとうございました!

岡山に帰ってきたら寒い寒い・・・やっぱり鹿児島南国じゃ-。
新幹線で3時間、近くなりましたね。

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一昨日は「第21回北関東neuroIVRカンファレンス」にお招き頂きました。
一般演題では足利赤十字病院放射線科潮田先生が、腹部内臓動脈瘤の塞栓術についてお話されました。NeuroIVRの会で腹部動脈瘤?って思われるでしょうが、脳動脈瘤といくつか共通点があったり、まったく違う観点からの治療戦略があったりと、面白いものです。他領域から学ぶことも多いと再認識しました。実は私も、肝動脈瘤・脾動脈瘤・腎動脈瘤などの治療経験があって、興味深く拝聴しました。腹部動脈瘤は、脳と違って治療中に呼吸性に動くので意外と難しいという話で潮田先生と一致しました。
そして、「脳血管内治療の現状と展望」という題で特別講演をさせていただきました。
獨協医科大学脳神経外科教授金彪先生に座長をしていただいたのですが、金先生は脳神経外科の中でも特に脊髄疾患の第一人者であり、個人的にも大変お世話になった先生です。
現在ホットな話題である脳梗塞超急性期の血栓回収療法と、脳動脈瘤の塞栓術、特に高難度動脈瘤に対する工夫について、お話ししました。
講演の後も、色々な先生と討論ができて、大変有意義な会でした。
特に、金先生、玉谷先生、安部先生とは、会終了後も色々と貴重なお話をお伺いして、楽しい時間を過ごさせていただきました。
金先生、本当にありがとうございました。

今回、はじめて宇都宮にお邪魔しました。
北関東はこれまであまりなじみがなく、我がファジアーノ岡山も北関東遠征では戦績があまり良くないのです。
宇都宮は餃子の街っていうイメージしかなかったのですが、今回はとんぼ返りでしたので、またゆっくりとお邪魔したいものです。

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