「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




連日、日本の感染者数が増えています。
1-2週間と言われる潜伏期を考えると、緊急事態宣言前の感染者が現在増加している訳ですが、日本人の危機感の少なさに危機感を覚えます。
イタリア・スペイン、そしてアメリカと海外の悲惨な状況はこの1ヶ月以上連日報道されています。
あるニューヨークの医師が、「東京の今の状況は3週間前のNYと一緒のように見える、気をつけて!」と語ってました。
危機感の温度差・・・
海外と日本、都市部と地方、そして、医療関係者と一般人
大変残念ですが、医療関係者の中にも、全然危機感のない輩がいますけど・・・

オシムは言いました。
「良いサッカーコーチ(監督)はペシミストであり、リアリストである。」
それを受けて私は、
「良い外科医はペシミストであり、リアリストである」と思っています。
そして、今は、皆でウィルスを適切に怖れて、そのように行動すべきでしょう。

試算では、外出者が80%減ると収束に向かうそうですが、現実はまだまだそうなっていないようです。
岡山にもひたひたと忍び寄ってくる見えないウィルス・・・
私は仕事柄テレワークができません、先週もワンチームで血管内治療をこなしています。
今後の、ウィルスの拡散によっては、予定手術ができなくなる可能性もあります。
病院は、ある意味、感染riskが高い場所です、もし私の患者さんで受診が不安な方は電話連絡して下さい。
体調が良くて、薬のみご入用の患者さんにはFax等で処方しますので。

金曜日の日経新聞、愛読するカズこと三浦知良選手のコラム、
載せてもいいかな?いいですよね?!
この緊急事態の中、多くのプロスポーツ選手が色々な形で自粛要請メッセージを寄せていますが、中でもさすがキング!

キングのメッセージが皆の心に届きますように!
この日経新聞のコラムをまとめた新刊「カズのまま死にたい」、速攻で買って読みましたよ(笑)


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