
最終日4日目の観光は確か宇和島バス担当となっていたと記憶するが、カラクリ時計前に分散宿泊した全員が早めの7時半に集合して、乗込む号車のバスガイドに名前のチェックを入れて、すぐ近くの待ち合わせ駐車場に順次、これも早いもの勝ちだから先んずればということとなった、こういう添乗員が付かないときのバスは要領よくしないといけませんね。
そして最初の観光地は道後からはすぐの51番札所の石手寺で、こちらもかなり大きな伽藍を持つお寺さん、善通寺は別格として金剛福寺も立派なものだったが、四国八十八ヶ所の寺はどこも格式があるんだろうけど、団体ツアーの案内となると中でも格別に大きな札所を選んでいるんでしょうな。
松山市内をバスで走るといくつかの場所で松山城を見ることができる、小学校から郷土の城が見えるというのもいいよね
この寺は道路側から見てもやや奇怪な感じを受けるのはいろいろなものが道路に面して並んでいるから、境内(冒頭写真はパンフレットにあった伽藍配置図)は広くて特に仁王門が像彫刻と共に素晴らしい。善通寺のようにこちらは三重塔の周りに八十八霊場の砂袋を並べてあって、撫でて回れば全部をお参りしたご利益があるとか、というのはここ石手寺が遍路創始の衛門三郎の寺だからと同じパンフレットに書かれていた。また背後の小山の上には大きな大師像があって、少し違和感がある造形だと感じたのは中国のデザインで建立したものということでか。まだ奥の院やマントラ洞窟などもあるということであったが、時間内ではとても回りきれない、いろいろと信仰上での謂れがあるようで、事前に調べてからもっと時間をかけてお参りしないといけませんね。建物は国宝や国重要文化財のオンパレードということであった。
石手寺
お遍路さんではなく地元の信者と思われる人達が団体でお参りみたい、日課ですかねそれとも定期参拝ですか
正式の参拝は通常は通れないらしい太鼓橋からこの回廊式参道を進むらしいが、普段は左脇入口からここに、境内なのに両側にはお土産屋があるのは?
この仁王門と金剛力士像が見事
三重塔
本堂
正面が大師堂
右手は護摩堂
案内ガイドに言われて見返れば遠目に中国デザインの大師像が
四国八十八霊場お砂撫で
スーと滑らしながら歩けば早く廻れます
左は本殿お茶堂、右に仁王門
次の観光場所は今治まで走って、品質で有名な今治タオルの展示販売や瀬戸内のお土産なども売るタオル美術館で、美術館の方はタオルとは無関係に期間ごとの企画展開催もあるとか、滞在時間も50分ほどでそれは見るまでもないかと女房はタオル売場でのバーゲン品探しを、こういう場所では僕は手持無沙汰で各階を一回りしたぐらいであとは休憩。2Fにあった瀬戸内物産売場などを少し見たが、総花的な品揃えで僕の興味を引くようなものは無し、1Fでは何故かフォションブランドの売り場となっていて、観光旅行で来てフォションでもないでしょうにと思うけど。
タオル美術館
入口ホール、オブジェもタオルで作っている
タオル売場、アウトレット品などもあります
買ったタオルに名前などを入れてくれる
B級品を含めて安いものばかりをお買上げ、確かに今治タオルは手触りが柔らかくて