ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

八重の桜の会津と東北六魂祭見物の旅 4/6 蔵王のお釜見物 2013.5.31(金)~6.1(土)

2013-06-30 17:14:11 | 旅日記

 二日目は宿を8時に出発してまずは蔵王のお釜を見物して、あとは福島に直行してこのツアーの一番のお目当てである六魂祭の第一日目を見物することになる。我々の宿から出発のバスは1台だけであったが、間もなくで前後にバスが連なるようになって、いずれも蔵王温泉に泊まってお釜経由で福島での六魂祭にというツアー客のバスということだ。

 蔵王のお釜に行くのは初めてで、以前のツアーで行く予定があったのに紅葉シーズンに大雪となってしまって道路封鎖で行かず終いになってしまったものだから。宿からは40分ほどかかるという蔵王ラインからエコーラインへの道筋は、新緑の樹林の中を山形側の蔵王を一旦登ってから下りが暫く続いて、そのあとはクネクネ道を一気に登って森林限界の上までという道、途中にはスキー場として開けた場所もあったが眺望は限られチラリと遠くの山が見える程度だったのが、周りがトドマツからハイマツらしい樹に変ってそして火山の土肌などと植生が痩せてくれば、遠方の山並みがすっかりと見渡せるようになって絶景かな(冒頭写真は森林限界の上に出て見晴らしが利いた風景を車中から)ということになる。

                       蔵王エコーラインの最初は樹木の中を

                       やや高くまで登れば遠方の山並みが

                       トドマツ?が生えてかなり登ったと 

                       森林限界の上、頂上付近

 お釜の駐車場には我々のバスは最初の方で到着、降りたら外はかなり風があって寒いですねぇ、標高が1700mぐらいというからこれは当然で、念のためウインドウブレーカーを持参してきて良かったヨカッタ。肉眼では周囲の山がかなりよく見えるけれども、やや湿気があるのか薄雲とモヤッとした感じがあって、肉眼では見えたもののパノラマ写真では朝日岳連峰などの遠くの山並みは鮮明には写っていませんでしたね。

     お釜駐車場付近からの180度パノラマ

 まずはお釜を覗こうと皆さんが石と土で滑りそうな急な下りを歩いて行く、でも周りを見れば刈田嶺神社奥之宮がある刈田山に登っていったらもっとお釜と周辺の山の眺めが良さそうと、お釜の水の色が見え始めた場所まで行ったけどそこからはすぐに戻って、神社のある山頂までちょっとした山登りをすることとなった。これがかなりキツイ登りで足がなかなか進まない、これだと階段にして貰った方がと思うけど、人工物をあまり造ったら山の景色が台無しになりますか。

                       お釜を覗く下り道は急

 その途中にはお釜を両側から挟む五色岳1680mと刈田岳1756mの標高表示があって、来たからには高いほうの刈田岳の頂上を極めて神社にも参拝をしましょうやとなりますよね、久しぶりにここでは女房よりも健脚を見せましたかな。やはりこちらから見るお釜は周りの風景も見渡せて素晴らしい雄大さ、やはり山の頂上は晴天に恵まれるのが一番の幸運、これだけの眺望が眺められて蔵王連峰の最上部まで来た甲斐があったと満足マンゾク。

                       雪が残る五色岳と直下のお釜と

                       刈田岳に建つ奥之宮

                     刈田岳側から見たお釜と五色岳

     刈田岳頂上からの360度パノラマ

 40分ほどの見物時間でバスに戻り、お釜の裏側に廻って宮城県側を下り始めたらすぐに、北側だからだろう大きな雪渓がまだシッカリと残っている場所があって、上の方には夏の山スキーをやっている人影が見えるではありませんか。これだけの雪渓があれば土曜日の休日だったから若者達が大自然の中でのスキーを楽しんでいるんですね、体力で追いつかない老人にはこれからは高山植物は楽しめそうなんてと思いつつ若さが羨ましいですな。

                     大きな雪渓では夏スキーを

                           上の部分拡大

 宮城県側からの蔵王の風景は少し趣が違っていていかにも火山の山と言う感じに、それも暫くで樹林帯にまた入って下っていき、遠刈田温泉を抜けてから白石まで降り切って、少しだけ東北道に再び乗って福島に一目散で向かうこととなる。

                     蔵王を宮城側から

 


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