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今回の軽井沢には女房の友人が来ていて、ここ三日間はアチコチに出歩いて周辺の観光案内などしていて、朝から遊びまわって帰ってくれば夕方というように、忙しく動き回っていたのだが、その客人というのが福島県の山育ちということで樹木に詳しくて、車で走っている窓からでも見ただけで特徴があるものは分かるんだそうだ。
中でも葉が白く見える木をあれはマタタビだと言うのには、我々は今までこういう特徴のある葉はハンゲショウだとばかり思っていたのにと、確かに庭木などは大きくなったものは見なかったから、走っている車からもハッキリ分かる大きさの樹木みたいなものはマタタビだったということを初めて知った。それも蔓植物でほかの木に巻きついて、ちょっと見には本体の樹木を乗っ取っていたとは知りませんでした。
葉が白っぽく見えるのがマタタビ
マタタビの花(左下)と実(右上)
車を停めてよく見たら軽井沢のものは今は花が咲いていて、一部だけが実になっている、帰ったらお隣の飼い猫にあげようかと手が届くのを採った実数個と枝が冒頭写真である。
そんな場所のすぐ傍には、ほかにも樹木系統には弱い僕は名前だけは聞いてはいるが本体の姿は全く知らなかったものがいくつかあって、こんな道路沿いでもこれだけ見られるのなら山荘周辺でも探せば必ずあるはずだと教えられた。
今回教えてもらったものを以下に、蔓植物は樹木の悪役や雑草並みにしか見えなかったが認識を変えなくちゃ。
新芽や実が食べられ、蔓は編細工に利用されるアケビ
編細工材料で今や貴重となったヤマブドウというがノブドウかも、これは後で知った
赤い実がクリスマス飾りになるサンキライ
強靭で弓の材料となるから名付けられたマユミ
漢方薬となるというアマチャ
教えてもらったからにはこういう利用価値の高い植物を山荘近くで見つけることから始めて、上手に採集加工してやろうかと、まずはマタタビ酒から作ってやろうかな。