久しぶりの団体ツアーの参加となります、というのは例のバス事故以来この手のツアーはかなり高めとなってきて、その値段なら自前で宿の手配をして動き回ったほうがいいからと、特に遠くとなれば航空券や新幹線などと宿とレンタカーのセットを利用したりで遠のいていたのですが、ただ冬場に雪国に行くとなれば自分で運転するのは危ないから、今回は評判らしい星野リゾート青森屋での一泊があるというのと通常よりも安めの案内だったから、古牧温泉以外の巡る土地自体はもう何回も行ってはいたんだけどこの冬の大雪の様子も見ておこうかと。
このツアーは 往復ともが新幹線は福島県まで、そのあとはバスということになっていて、本当なら盛岡まで新幹線だったらもっと巡る場所が増やせたと思うけど、安い設定だったのでバス移動の距離を増やしたらしい、東京駅集合は8時20分というのはちょうど平日なので通勤時間帯と重なって、もうこういう時の電車には縁遠くなって久しいから、荷物を持ってのラッシュでの立ち通しは大変でしたね。
東京駅
格安団体ツアーでははやぶさは使えないからやまびことなります
安達太良かなぁと眺めつつ
福島市近くになって雪がうっすら残る風景に
福島市街
福島駅
福島駅で改札口に出迎えた運転手に導かれてバスに乗り換えてすぐに東北道に、ここから第一日目の宿がある田沢湖高原温泉までとなると300km以上の結構長いバス旅、一人の運転手でいいという距離は守っていますが、バスの走行は高速主体でバスガイドは付きません、こういう場合はベテランの旅行社添乗員だと代りに途中での観光案内アナウンスもあるのですが、今回は必要連絡事項以外の観光説明などはあまりないようで、とにかく窓からの景色を眺めるだけの旅となりました。
蔵王でしょうか
先代付近でも雪は少ないみたい
長者SAで一回の休憩
バスは郡山中央交通です
バス走行距離が長いということは途中での観光するところは絞られて、この日は世界遺産の平泉の中尊寺に参拝するだけ、ここまで来たら雪がかなり積り残っています、雪で滑る坂道では雪国に慣れないところから来たということを実感させられましたよ。福島まではあまり雪は見えなくてそのあともそれほどでもなかった、太平洋側は東北でも雪はそんなには多くはないんですね、と思っていたら内陸部に入ってきたら雪国です、この日は中尊寺境内を歩いているうちに雪がかなり降ってきました、それまでは晴れていたのに。ここにはもう何回か来ているので、我々はサッと巡るだけでバスが待つ観光案内所に戻って、暖房が利いたところでみんなを待つことに。
中尊寺入口、実際にはこの奥までバスで入っていって、金色堂にはすぐ下から登るコースで、時間短縮ですね、帰り道は本来の参道を戻ってここまで
境内MAP
境内は雪がかなり残っています
もう何回も来ているので我々は金色堂には入らずに
この時期の平日は閑散としていて
讃衡蔵の前に滑り止めのこんなものが置いてあって、これを付けないとこの後の坂道の下りが危険です
薬師堂
本堂
本堂正面
聖観音
月見坂へ
地蔵堂
月見坂
衣川方面を眺める
急な場所には一応は滑り止めが敷かれているが
場所に応じて綱だけのところも
再び東北道に戻って盛岡ICまで、そのあとは仙岩道路で秋田県側に、雫石付近からは多雪地帯となっていきます、峠越えではやはり雪国に来たなぁと、その先は雪の壁が待っていました。
高速の胆沢川付近
高速を降りて盛岡付近
雫石付近
道の駅雫石あねっこで休憩
仙岩道路の峠越えは雪山を眺めつつ
田沢湖高原温泉には午後も5時半ぐらいの到着となりました、もう温泉には簡単に浸かって急いで夕食という時間となってしまいましたよ、長い長い乗り物の旅でしたねぇ、この雪では観光する場所も少ないということなら温泉だけでもゆっくりと浸かりたかったですよね、朝が早かったからこの日は早めに寝ることとなりますから。
田沢湖高原温泉