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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

浅草からスカイツリー下のソラマチに

2012-09-03 18:28:26 | 街めぐり

 この土曜日は鴨川の棚田倶楽部の稲刈りが延期となってしまって、お天気と生き物の成長はままならないことがよく起こるから仕方は無いもの、留守中の老人の面倒を看てもらうためのヘルパーさんを直前にキャンセルするわけにもいかず、それではとそのまま頼んでまたも我々夫婦二人でお出掛けしようということになった。

 さて何処に行こうかと、女房は新聞の催し案内記事で裂織で作ったタペストリーの展示会を見たと言って、それをやっている浅草に行こうというので、浅草も久しぶりだからいいかと、それにこの日はやや猛暑は治まっていたこともあって。9時半ぐらいに家を出て地下鉄で浅草駅に来てみたら、かなり激しいにわか雨に出くわしてしまって、仲見世に連なるアーケード街に入って雨宿り。小振りになったのを見計らって仲見世を抜けて伝法院通りから会場となっている産業貿易センターに向かえば、真正面にスカイツリーが姿を現して、そのあとは雨がひどくならなければタワーには上らないまでも下にできたというソラマチを初めて探索してみようかと話しを決める。

                          法院通りのレストラン・大宮側には屋根に人形が

 裂織の展示会場はビル5Fのエレベーターを出た目の前にオープンになっていて、おおよその展示内容が見えるような設えで、この展示内容は僕は興味は湧きません、女房だけでも見てきたらというのには、わざわざ入場料金を払ってまでもないわねということで早々にサヨウナラすることに。

 ちょうど早昼の時間にもなってきて、西浅草の国際通リにある中華の龍圓を心積もりしていたのだが、また雨が降り始め、ひさご通りのアーケードを使えば濡れないしもっと近いからと、以前に一回だけ食べたことがあるスペイン料理のフレスカに変更する。11時半の開店直後に入ったら先客は既に二組、そのあとも客が次々に入ってきたが、この前は平日のもっと遅い時間だったが満席に近くて、勤め人などで平日の方が混み合うのかも。そのときには3種類あるランチメニューで食べたかったのに品切れとなっていた魚介のスープ入り御飯のBランチを僕は注文、女房はパスタを4種類から選べるAランチを。いずれもサラダ、デザート、飲物がセットで付いていて950円というのは嬉しいじゃないですか。AとBランチは50円増しで大盛りにできるというので聞いてみたら、男性ならそのほうが良いかもしれませんというのでお願いしちゃう。

                      この奥がフレスカ

                     ランチ3種類のメニュー

                              サラダ

 僕が食べた魚介のスープ入り御飯はブイヤベース風スープの雑炊といった感じで、石鍋でアツアツのグツグツした状態だから少しずつしか口に運べないが、こういうのは僕の大好物の味だ、これでこの前食べられなかったウラミツラミを晴らすことができたというものだ。食ベデもあって老人には大盛りじゃなくてもいいぐらい、フーフーと食べ終わるまで熱くて大汗をかいてしまった。

                              魚介のスープ入り御飯大盛り

 女房はエリンギとベーコンの塩味オリーブオイルということだったが見た目はいわゆるペペロンチーニ風、これも美味しかったそうですよ。でもちょっぴり量は少なめかな。

                            エリンギとベーコンの塩味オリーブオイル

 デザートは4種類からプリンとバニラムースをそれぞれが、大きさはリッチでもケチッたでもないという微妙な感じだが、甘いものは控えることにしている僕はこの半分でも十分です。

                 プリンとバニラムース

 飲物は二人ともホットコーヒーにしたがアイスも選べる、量もチャンとしたものであった。これだけのランチがこの値段というのは浅草の裏側にあるといっても実に安い、昼のコースでは一番安いセグンドコース1500円からドミンゴコース2800円までの4種類となっていたがこれもリーズナブルだ。

                                 かなり濃いコーヒー

 天気は晴れてきてそれではスカイツリーにと、フレスカから言問橋に向かう途中にはあんですまとばという有名なアンパンが売りのベーカリーがあって、これは当然に女房は買いますね。店の前でアーそうかと、あんですというのは餡デスということなんだね、これまで名前だけは聞き及んでいたがアンパンの写真が並ぶのを見てから気が付いた。

                      あんですまとば

                               アンパン類はここに15種類が、季節ものを含めると20種とか

                     アンパン一個が重いそうだ

                            言問橋からツリーを、タワー根元にスカイホットバスが見えて、運転手から外国語パンフレットを貰ってしまった、これで東京見物を面白そう

 言問橋を渡って先をクランクに道を進むと今や新名所となったスカイツリーに到着、旧業平橋駅の西側からは見通しが利かないからソラマチの全容は分からないままに奥に進んで行って、初めは店が通り際に並ぶだけで拍子抜けしていたのが、2Fからはタワー部を挟んで両サイドに広がる商業空間にはまたデカイ商業ビル造ったものだとビックリ、そこには日曜日ということもあって大勢の観光客がゾロゾロと、これは館内だけを見て回るだけでも大変で周辺の街の散策までは回れないでしょう。これには地元商店にスカイツリー効果があまりないという話も頷けてしまう。

                            押上駅側から高層ビルとスカイツリー

 ソラマチ低層部の屋上はスカイアリーナという広い青空空間で、スカイツリーに登りたいという人たちが入口まで並ぶスペースなども設けてあったが、この日はややお天気が悪いからか外までの行列は見られなかった。冒頭写真はその低層部屋上から見上げたスカイツリーである。

 その広場ではちょうど中国雑技団の名人が一人でいくつもの演技を披露していて、これが面白いのと体力に感心するのとハラハラさせるものと、さすがにこれには投げ銭をあげなくてはね。横浜野毛の大道芸大会でも椅子の演技は見たけれど、お面の色が一瞬にしてドンドン変っていく演技は初めてでお見事でした。

        

                            お面の色が一瞬にして次々に変る、どうやっているかは全く分からない

                                 重い植木鉢を軽々と

        

                             シャンパン瓶の上に椅子4脚を積んだその上でのバランス

 ソラマチの中の店構成や内装などでは場所柄かなり和様を意識していると感じたが、広すぎて全部は見きれなかったものの、一つだけ僕が子細に見て回ったのは墨田区が区の工芸品などを展示販売しているすみだ・まち処というアンテナショップで、こんなに面白い物がと目を惹かれたものが多かった。

                      すみだ・まち処

 ソラマチの東側に出てきたら押上駅が目の前で、事前に調べてこなかったのでここに旧業平橋駅以外にもう一つ駅があるのは知りませんでした。ここからは東京メトロ半蔵門線で渋谷までは直行できるんですね。でもこの日は日本橋高島屋で民藝展をやっているというので三越前で途中下車、その会場を一回り見物して、でも内も買わなかったけど目の保養だけを。家には晩飯の用意があるからと5時前に帰ってきて、思わぬ一日を過ごすこととなった。帰っての万歩計は17000歩を数えていた、お疲れさんでした。この日は関東大震災が発生したととから防災の日となっていて、各地で避難訓練などをやっていたようだが、この位の歩数では都心から我家まではとても帰れそうにないのだけは確認することになって、でももう勤め人じゃないから帰宅難民になる怖れを心配することはないか。

                      日本橋高島屋にて     


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