ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

5月信州での日帰り温泉でいい湯だな気分に 後半

2013-05-18 17:32:09 | 信州日記

 天気が回復してきてやや暖かく日差しも強くなったのは嬉しいが、温泉に入っている間にワンコを車に留守番させるのはまだ夏場ほどではないといっても可哀そうで、ちょうど午後からは曇りと言う予報を幸いにほとんど駐車場に日陰が無いあぐりの湯に、予報通りで曇り空となって温泉に入れることに、ここも回数券を買ってあるからなるべく利用しないとね。

 ここは露天風呂からの眺めが一番の売り、浅間山から西に続く山並みが絶景となっている。泉質はほぼ中性のナトリウム-塩化物泉で、下の布引温泉からの引き湯で泉温は32.6℃とあるから沸かし湯であるがややトロミがある湯だ。夏場には内外ともにぬるめの湯にしていたのに、この時期は露天はやや高めになっていたのは僕には残念、外気温が低くてぬるめで何ら問題はないと思いますよ。因みにこの温泉は農業法人の運営で、そのためアグリという名が付けられていて、館内には農産物などの直売コーナーもある。冒頭写真は館内に展示してあったこの温泉施設と北側に見える風景写真で、中に夜の風景があって、僕は夜に利用したことは無いのでこの夜景はまだ見ていないがなかなかなものらしい。

                          あぐりの湯

                             成分表示看板

                        休憩ロビーからの眺め

                        山名の説明パネルと比べて

 アイヌ刺繍展開催の長野市郊外のねこぽぽテラスに行ったついでには、すぐ近くに保科温泉があるというので展示会を見終わったあとはそちらに入ってから帰ることに。少しだけ山懐に入った場所にあるこの温泉は宿泊施設だったと思われる建物だが、現在は日帰り入浴施設だけの営業らしい。一般客用の風呂は大小があって、この日は女性が大浴場となっていて日替わりで入れ替わるということだ、ほかに地元老人用の風呂もあってそちらは格安料金となっていて福祉施設としての補助もあるんでしょうかね。泉質は中性のカルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉でやや鉄分を含んでいるらしく床が赤茶けている、湯温は30.4℃と加温しているが湯船から豊富に流れ出るという掛け流しの湯はやや高めの設定というのはエネルギーが勿体ない、老人は熱い湯好きが多いからこういうようにしているのかね。湯の感じはやや引き締まっているというもので、出た後も肌がキリリとしたようだ、ササッと入って短時間で切り上げた。

                          保科温泉

                               温泉成分分析表

 信州滞在を終えて午後に横浜に帰る日も曇り空でゴン太を車に残しておいてもいいからと、碓氷峠は一般道で降りて峠の湯に立寄ることに、ここは以前に僕が一人で山荘に滞在していた頃は横浜に戻る際には必ず入っていったのだが、夫婦で犬連れとなって夏場には凝れなくなってしまったので回数券は買うのを止めた。泉質は弱アルカリのナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で隣のゴルフ場開発の際に掘り当てたものだそうだが、成分分析を見ると成分量はかなり多くてややトロミがある湯だ。すぐ裏には横川駅からのトロッコ列車の駅があり、碓氷峠へのハイキングコースの入口となっていて、その行楽客が帰りによく利用するという温泉でもある。館内にはレストランなどもあってかの駅弁峠の釜飯のおぎのやがやっていて、2Fの休憩所ロビーではその釜飯も買える。

                          峠の湯

                          館内北側からトロッコ列車駅方面を

                            温泉成分分析表

                         高速が走る妙義山方面を

 ゴルデンウイークは特定日で割引料金が使えないトンボの湯には、通常営業に戻ったそのあとも行く機会が無かったが、これからは信州にはちょくちょく行くことになるのでそこも含めて温泉巡りをするつもり、でもやはり東信地区が多くなるから毎度の温泉にはなってしまうだろうけどね。


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