昨年12月のあの忌まわしい事件からは二ヶ月が経った2月の第二日曜日に富岡八幡宮での骨董市に、この第二というのは東京フォーラムでの大江戸骨董市とは重ならないので出店業者数が多いはずと、こちらに来るのは10年ぶりかな、往時に比べるとやや賑わいが落ちたような、まだ事件が尾を引いているのかも、参拝客も減っているだろうからねぇ。
久しぶりに来たのは我家に女房の友人が数人やってくるというので逃げ出すためで、婆さんたちの相手なんてできないからね、ちょうど天気も良くて外出するのに好都合と骨董市を第一目標に、長めの街歩き散歩をしてやろうかと、最寄り駅は門前仲町で八幡宮は歩いて数分のところ。
この神社の創建は江戸時代とか、勧進相撲発祥というように今も広い境内を有しているので骨董市開催にはうってつけということで、かなり以前からやっていて昔はちょくちょく来ていたが、定年後には足が遠のいていた。あの事件で宮司の名前も富岡というのを初めて知った、地名のこの地域の大地主ということでもあったということでしょうね。
こういう骨董市は夜明けから始まり、昼過ぎまでが勝負となっているから午前中に全部を見て回らないといけません、今回は観光バス1台の団体もいたようであったが昔よりも人出は少なく回りやすかったような、荷物袋を抱える人もそんなにはいなかったから。
オリンピックおじさんの姿が、今開催中の冬季オリンピックには行かなかったんですね、厳寒だというので避けたんでしょうか
本殿前
1時間半ほどでお宝探しは終了、これはというものはもうあまり見つかりませんねぇ、高ければそれなりというものも少なくなっています、まして思わぬ安さの出物なんぞはお目にかかれなくなってきています、それで最近は郷土玩具などで安いものがあればぐらいでこの日は一刀彫の小さな人形だけをお買い上げ。
このまま帰るのはまだ早いからとすぐ近くの深川不動だけにはお参りしてから日本橋方面に向かって歩くことに、このコースは以前にも歩いたことがあるが特に途中では永代橋付近があるぐらいで見どころはないけれど、この日は散歩日和ということで横浜市からもらったばかりの歩数計のカウントを稼いでおこうと、歩数デ-タをまとめて報告する必要があるというので。
深川不動の参道
永代橋
隅田川の上流側にはスカイツリーが
下流側は月島のビル群
深川からは1時間弱で日本橋に
この日は15000歩を優に超えていました、週一回はこのくらいは歩いておかないととは常々意識はしていますが、なにかの目的がないとここまでは歩数は稼げませんね、買った荷物は軽いものだったのでいい街歩き散歩ができました。
奈良一刀彫の高砂