
この時期は毎年我家では恒例となっているお雛様飾りを節分が過ぎてから並べ始め、今や玄関や居間などに目いっぱい飾り立てている。その中には今年も女房手作りのものがまた増えていて、でもまだ飾り場所の余裕は多少はあるからもう少しは増えてもいいよということにしていて、はて来年はどうなるやら。これらのお雛様飾りは全て女房が取仕切っていて、僕は一切口出しはしません、場所があるうちはどうぞどうぞと、毎年気儘に並べたててくださいよ。
まず最初は玄関でお客様を出迎えるのは、と言ってもほとんど客なんて来ないけれど、玄関ドアを開けたすぐの細長い棚には中心部に屏風をバックにした木目込み人形の男女の人形を飾って、その冒頭写真に見えるほかのものはその前からの物を残してはいるが、小さな玩具ならそんなには違和感はないでしょう。
玄関正面の庄内箪笥の上にはこれも庄内の土人形のお雛様を、それと花瓶には小枝に桃の細工物をいくつか取り付けて桃の節句ですよと。このお雛様の女性の方の首がちょっとだけ傾げたようになっているのが、愛嬌があっていいでしょう。ちなみに隣に置いてある土人形の犬も庄内のものである。
実は3月に庄内雛街道と村上のお人形様めぐりの団体バスツアーに参加しようかと思っていて、自分で運転しないと雪の心配はないから楽チンだろうと、それに新しくこういうものを買ってくるつもりはもうないしね。
廊下の方にも手作りの布細工のお雛様を籐家具の上に、昨年死んだワンコの写真はそのまま飾ったままで後にはミニチュアの振袖と型染めのお雛様の額を配して、狭いスペースもこの時期はこんなふうに活用している。
話変って、今日の早朝の犬の散歩でウグイスの初鳴きを聞いたが、まだ練習中の幼鳥のようで完全な鳴き声にはなっておらず、後の方のケキョケキョが何とか出せる段階みたい。これからはウグイスの鳴き声がアチコチから聞こえてくるようになっていって、やっと春めいてきてくれるかな。