
先月には樹木に詳しい女房の友人を山荘に招いた際に、いくつかの薬用植物を教えてもらったから、その中ではマタタビの実はそろそろ採集しても良い頃だろうと、白い葉を目当てにマタタビの蔓を探して、手が届くところの実を少しだけ採らしてもらって、900ccばかりのマタタビ種をつくってみた。冒頭写真が作ったばかりのマタタビ酒である。
山荘近くにはマタタビはかなり生えていて、中ではやや小ぶりで手が届きやすい蔓を見つけて実を採集、7月のときに比べると倍ぐらいの大きさになっていて採れごろ、その実を見るとドングリみたいなものとゴツゴツとカボチャみたいなのが混在している。本来の実はドングリ形状でサルナシとは同類なんだそうだが、ゴツゴツしたのはマタタビアブラムシというのが寄生して正常に成長しなかったもので虫エイと言うそうで、後者のほうがマタタビ酒にするのには成分が濃くていいんだそうだ。
左手に見えるのがドングリ型、右手がカボチャ状の虫エイ
両方を混在させて漬込む
マタタビ採りの余録にはヤマグルミの実が落ちているのを見つけ、収穫時期はもう少し秋になってと思われるが落ちているならもう食べられるものかもと拾ってきた。これはビニール袋に入れて外が腐るのを待って中の実を取り出してみよう。
ヤマグルミの実
ほかにも野生のブドウらしきを見つけたので軽井沢植物園に行った時に聞いてみたら、葉が大きく切れ込んでいるのはノブドウということで、この実は食べるということは聞かないという、ヤマブドウとは違うんだね。この前にヤマブドウとした写真はやや切れ込みは少ないみたいだがノブドウかもしれない、9月には実ができているだろうから確認しよう。
ノブドウに花が