七秘湯めぐりは栗駒山荘で終了となって、今度は一ノ関に向かって岩手県側に降りて行く道は昔のままのクネクネ道、対向車があると場所を選ばないといけないような、このバスの運転手さんはいい腕をしているなと再認識してしまう。昨年はこんな道を通らずに築舘ICまでスンナリと降りて行ったはずだが、今回は帰り途中での最終観光地が厳美渓となっていてこちらになったらしい、この道路はマイカーでも要注意で特に県外車が危ないんだそうだ。
岩手県側も初めは眺望が利いて眺めはいいが、道は細くてクネクネとなって森の中に
ほぼ降り切ってきたところでは橋が落ちたままの場面にビックリした、あの東日本大震災の遺構として残したという祭畤大橋だそうだ。
祭畤大橋をバスから
降り切ってヤレヤレと平地となったらしばらくで厳美渓だと、渓と名がつくから深山幽谷の地形を想像していたのに、何とも拍子抜けするような場所にあるんですね。この渓谷は平地に川だけが深く岩を削り取ってできていて、名物の郭公団子のことをTVで見ているから、下からアプローチすると思っていたのに、上からだったとは予想外。その郭公団子は3時過ぎで最後の客が食べていてもう売切れとなっていたが、団体客が来たからとお茶だけがサービスでと空を飛ぶ籠で飛んできた。女性たちは食べたかったと残念がっていたけど、僕には関係ないことで、それにしてもこれが有名な観光地なのかという感想の方が強かったですな。
現地にあった観光案内看板
バスの駐車場はガラス工場で、そこから橋を渡って上から降りていって岩畳に
上流は細い川筋が削り取った様子が分かるが
お茶だけの籠が
橋からの下流
今回のツアー客は集合時間よりも早目早目にバスに戻るのと、バスは結構飛ばしてくれるからまたも時間の余裕が出来て、厳美渓すぐの道の駅でも暫しお土産タイムを取ることに、でももう我々は買うようなものは無くて。
道の駅
一ノ関は駅舎の裏側にバスが付いて、エレベーターと跨線橋で構内に、新幹線には30分ほどの時間があってブラブラと手持無沙汰でうろつく。夕飯に弁当を買う人もいたけど、我々は軽いものを少しだけ、遅くなっても我家に帰ってから一杯やりながら食べたいからね。
ほぼ何もない新幹線駅の中
郷土のお祭り芸能の展示が少しだけあるぐらいで
新幹線では夕日を眺めて、後は読書しながら
今回はアチコチで少しずつながら食材を中心にいつもより数多く買って来たもんだと、東北らしい珍しいものがあったものだからついつい。根曲り竹などは面倒だけど、加工したものは高かったから自前で水煮するつもりで。
まぁ結構楽しんできましたよ、お天気には感謝感謝。