ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

みちのく七秘湯を巡るツアー旅 2015.6.21(日)~24(水) 9/10 須川温泉栗駒山荘

2015-07-12 17:26:56 | 旅日記

 最終日は第一日目の宿の夏油温泉近くまで一般道で南下、その手前の湯田ICから秋田自動車道に乗って岩手県からまた秋田県側に、そして十文字ICで降りて栗駒高原越えしてまた岩手県側へと走る、このツアーではバスの走行距離が一番長い行程となる。秘湯はこのツアー最後の七番目として、須川温泉栗駒山荘の絶景のロケーションの湯となっていて、この日も天気が良くて仕上りの湯として相応しいのではと。栗駒山荘は昨年7月のツアーでも立寄り湯していて、眺望抜群の露天風呂が気に入って秋に予約を入れて泊まるつもりだったのが、突然の大雪で通行止めになって行きそびれた、1年越しでの再訪となります。 

 宿を出発して一般道から秋田自動車道の十文字ICまで休まずに走ってきたので、昼を食べるところはもうすぐで時間がまだ早過ぎるからと、秋田県のお土産を買うのにちょうどいいとICを降りてすぐの道の駅十文字に立寄ることに。こちらでは秋田ならではという山菜などがまだあったり、初めてみる漬物や加工品なども郷土色豊かなものがありますね、またここもサクランボの産地でちょうど盛りとズラリと並べられていたりと、そして歌に合わせて大勢で老人体操なるものもやっているなど、地元に密着したという面白い道の駅でしたよ、できれば山野草の苗などもあったらよかったんだけど。

                   道の駅

           

           サクランボ    6種類の説明があったが、この時期の山菜はミズなどが        漬物や加工品では初めて見るものが

 昼は稲庭うどんでは一番有名な七代目佐藤養助でとなっていて、十文字からは盆地を内陸に向かい山道に入る手前にその店はあった、この地はうどんだけでなく川連漆器でも有名で比較的安かったと思う。現在は湯沢市となっているが、稲庭、川連、稲川などと町名の変遷があったそうで、その名残が残っていてややこしいことになっていますな。

                   稲庭の手前の看板にはまたどうぞ駒形町へと、これまたややこしいことに

 食事したのは昔からあったと記憶する平屋建ての建物、近くに新しく総本店としての建物ができていて、こちらでは食べただけで、買物は総本店でとなっていた。用意されていたのは冷しうどんで、作り置きしないで順次茹でて提供するとかで、テーブル毎ぐらいで出てきたものを三々五々に、ツルリとした喉越しとしなやかなコシでうどんでは稲庭が一番でしょう。食べ終わったら新しい総本店に、こちらでも食事処があるほか売店もあってうどん以外に地場産品も、そして奥には工場見物もできるようになっている。

                      佐藤養助

                        うどん御膳、ご飯より暖かいうどんも食べたかった

                   

                              地鶏                           もっと食べたいという量です

                      総本店

                           直営店限定商品だそうだ

              

                       奥の工場見学の廊下には人形による作業工程の説明場面が            生地の弾力を手で触れます

                         手延べの様子を

 栗駒高原への秋田県側の道路は、岩手・宮城内陸地震での災害から新たに造り替えられた立派な取り付け道路が頂上まで続く。この道中も予定外ながら天気もいいからと、峠手前にある須川湖に立寄ることに。

                   新しい道路が山を縫うように

                   秋田県側は快適なドライブコースとなっている

                   眺めもいい

                   須川湖、手前の白い花はナナカマド

                   この日は静かな湖面が鏡の役割を、山にはまだ一部に雪が残る

                   栗駒山荘が望める

 栗駒山荘はよくぞこんなにいいロケーションに建てたものだというようなホテル形式の温泉宿、すぐ近くの岩手県側には須川温泉があるがそちらは山小屋風、泊まるなら栗駒山荘にしたいと思いますよね。仙人温泉と名付けられた温泉の泉質は強酸性の明礬緑礬泉で、湯量豊富な源泉掛け流しの湯は僕にはやや熱めながら、雄大な山並みを眼下にして半身浴しつつ絶景かなと、ツアー参加者でここが初めてという人たちはこの景色に巡り合えて最後がこれなら大満足だと、日ごろの行いがいい人たちばかりで好天に恵まれていい温泉旅の仕上げが出来ました。

                   栗駒山荘すぐ手前のバスから

                   須川温泉側から栗駒山荘を

                            浴室に合った泉質の看板

                   内湯と露天の浴槽から眼下に広がる方向を

                        近くの道の焼にはイワハゼ、ショウジョウバカマ、イワカガミなどが


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