
6月後半の山荘の庭と周辺の花は、前半の花の残りのほかはあまり多くはありません、梅雨時は植物も澄生植物以外はあまり歓迎しないのでしょう、日本の梅雨時の代表花のアジサイは軽井沢ではまだこれからというのがほとんど、そんな中にも新たに咲き始めたものも少しは、また蕾として準備しだしたものもいくつかは。
冒頭写真と次はつる性植物のマタタビです、これは軽井沢では6月になると葉の一部を白くさせてきます、この下に花があるよと虫たちに教えているそうで、月末には小さな蕾が見えますが花が咲くのはこのあと、そして実が熟すのは8月後半以降さらに、サルナシみたいな実になり食べられるそうですが、山荘周辺では正常な実はほとんど無くて虫が入ったチュウエイというデコボコの実がほとんど、でもそちらの方が薬用酒としての効能はあるそうですよ。
小さな実らしきが見える
次からはこの前の前半から咲き残っている花たちです。
カルイザワテンナンショウ
ミヤコワスレの花の寿命は長い
ヒメカッコウセンノウはもう最終段階
ジエビネもこの株が最後
後半に咲いたものも少しだけは。
庭のアヤメは周辺に遅れてやっと
ランの一種のクモキリソウは咲き始め
自生していたアカショウマ
これはツルマンネングサでしょうか、周辺でもよく見かけます
これはベンケイソウの仲間かオトギリソウの仲間か
周辺ではキバナノヤマオダマキが各所で
ウツボグサも周辺で各所に
アジサイではこのコアジサイだけが先駆けて咲いていました、ヤマアジサイなどはまだこれから
以下は蕾の段階のもの。
ヤマユリ
イワタバコ
レンゲショウマ
あとは番外として。
フデリンドウの種がこの中に、雨が降るとこの上部が開いて種を流し出すそうです
イトトンボが目の前に留まっていたので
蕾の写真から10日後のマタタビの花の開花を追加しておきます、下向きに咲き葉の蔭にヒッソリと、でもキレイな花じゃなかなと、白い葉に誘われて虫が来るというわけですね。