ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

中軽井沢の星野温泉トンボの湯に行ってみた

2011-06-07 16:46:51 | 信州日記

 中軽井沢にあるトンボの湯(冒頭写真)は、軽井沢住民や別荘所有者はメンバーカードを発行してもらえれば入浴料金が割引になると知って、4月最初に川原湯温泉に行く途中に立ち寄り手続きしたのだが、ゴールデンウイークは割引が無かったので今回初めて出掛けてみた。

 僕はもう十数年前に仲間たちとゴルフに来た時、今の施設にリニューアルされる前に一度だけ入ったことはあるが、星野温泉全体が一新されてからは初めてとなる。オーナーが代替わりしてリニューアル後、旅館そのものが評判となったし、このトンボの湯と村民食堂という施設が新たに一般客を集めるものとなり、さらに下側の渓流沿いにハルニレテラスというシャレた複合施設も加わって、プリンスショッピングセンターとは一味違う多目的の観光施設となった。4月最初はまだ寒いからそんなには人出は無かったが、この季節になれば平日でもそこそこに客が入っていた。この日は軽井沢マルシェという幟が店々に掲げられていたけれど、マルシェというような様子は見えないからどういう企画なんだろうと、どうやら土日だけに開催のようで紛らわしいことだね。

 傾斜に添って奥入瀬風な渓流も風情があるからと、車を下のハルニレテラス側の駐車場に停めてちょっとだけ歩いてトンボの湯に。途中には村民食堂があって、外にメニュー看板があったから見たら村民定食は3500円だって、一品ものもやや高めで村民はもっと安くないと食べられないぞ。

           ちょっとばかり奥入瀬みたい

           村民食堂

 午前10時からの直後に入ったからガラガラかと思ったら、もう先客が何人もいるではないか。小原庄助さんじゃないけど皆さん朝湯が好きですなぁ、でも朝寝朝酒は止めておきましょうや、身上を潰さないようにね。温泉施設は室内大浴槽のほかに露天風呂、そしてその先に別棟でサウナがという構成で、ジェットバスや打たせ湯はないけれど広さとロケーションはかなりいい。これだと山荘から近いし気持ちいい風呂だから常連になってしまうぞと。

                 温泉は左右に男女別となっている

 建物の外観は多くを黒で統一して一部にコンクリート打放しを使っているが、内部の仕上は石と木でご立派に、建物奥は樹木が茂る山の斜面で間に池を配して景観にも拘っている。さらに洗い場でも木桶と木の腰掛けとなっているし、サウナでは個人用の敷きタオルまで用意しているなどさすがだねぇ。この季節は露天で腰まで浸かって、上半身を新緑を通ってくるそよ風に吹かれていれば極楽だーとなる。

 泉質を見たらナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉で泉温50.6℃、PH7.53、蒸発残留物814mg、成分総量1142mgとあり、やや塩味と硫化水素臭があるとあった。感心したのは飲泉も流し出されていことで、慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝障害、慢性便秘に効能というのが嬉しいが、塩分がややあるから高血圧だとちょっとだけにしとかなくちゃね。

 昼は村民食堂はまたいずれということにして山荘に、スーパーツルヤで少しだけ買物しても2時間の外出、これくらいだと子犬はおとなしく留守番できたようだ。ちょうどこの日で生後2ヶ月、横浜に帰ったらワクチン注射にいかなくちゃね。

           遊びたい盛り


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