ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

寒造り最終時期の秩父の酒蔵に、12月とほぼ同じコースで一巡り

2014-03-28 17:47:00 | 旅日記

 先月には秩父地方も想定外の大雪で身動きが取れなかったとか、それが一ヶ月ちょっとしたら今度は季節外れの陽気となって、とにかく最近の気候はブレが大きいので予想がつきませんな。そんな思いがけないような暖かさに、先月の雪の後遺症は全くなくなったろうと、それなら天然湧水をペットボトルに汲んできてストックしている我家の在庫が少なくなったのと、日本酒の寒造りも3月までで活きたままのにごり生酒の販売もこの時期までだろうと、その二つの補給を主にいろいろとオマケまで見込んで秩父まで、12月にも同じ目的で出掛けたが今回もほぼ同じところを巡っての日帰り旅をしてきました。我家を8時過ぎに出発して、丸一日走り回って夕方に帰還という予定で、冒頭写真は秩父では各所から見られた武甲山の姿である。

 関越道を花園ICで降りればすぐに道の駅の手前隣りにJA花園の大型農産物直売所があって、ここは野菜類以外に花卉、植木などが豊富で、この時期は早春の山野草などは残り物が安いんじゃないかと期待していたが、探したら福寿草、雪割草、カタクリ、サクラソウなどの一般品種はお手頃価格、我家の庭には無いからと福寿草以外をお買上げ、さらに白メダカも安いからとこれは火鉢水槽ではヒメダカよりも丈夫みたいだからと、夏場もボウフラ退治に活躍してくれるかなと15匹パックを買ってみた。女房は野菜売場で洗い胡麻を数袋を、都会のスーパーでは煎り胡麻しか売っていないところがほとんどで、少し買い溜めしとくんだって、自分で煎りたてを使ったほうが格段に美味しいんだそうだ。

                    JA花園農産物直売所

                    植木売場

                    

                        山野草と室内飾りにとマーガレットを、さらに白メダカ               洗い胡麻

 皆野寄居有料道路ができて速くなりました、秩父市街には11時時半少し前の到着、この前に食べた豚みそ丼が美味しかったからとまだ混まない開店直前をと狙って野さかに行けば、既に11時から開店しているんですね、でもまだ席は空いていてスンナリと座れて二人とも並を注文、この店はただ豚みそ丼のみという一品勝負の潔さがご立派、備長炭で焼くからロット毎に何組かの丼が一斉に出てくる、これが炭火独特の香ばしさもあって旨いんですよ。並にはロース肉とバラ肉が2枚ずつ、それにネギが乗るだけ、鰻丼みたいに山椒がテーブルにあってお好みで、ペロリと一気に食べられちゃいます。食券売場にはバラ肉のみやロースのみも選べるようになっていたが、やはり両方を味わうのが王道でしょう。

                    野さか、駐車場にはオートバイが多い

                        豚みそ丼の並

 食べ終わって、新酒を買うのと酒造りの井戸水を汲ませてもらう武甲正宗の蔵元に行く道筋には秩父神社があって、こちらのご朱印を貰ってなかったのでこの機会にと。12月は干支人形入りのお御籤を買うのが目的で、本殿の四周を飾る彫刻は写さなかったからと今回はそれぞれをパチリと、その中には左甚五郎作という龍の彫り物があったが、伝・甚五郎ということでしょうが、それだけ見事で夜な夜な近くの池に出没したので鎖に繋がれたというようなことが書いてあった。

                    秩父神社神門から

                    境内案内図

                        子宝・子育ての虎

                        お元気三猿

                        北辰の梟

                        つなぎの龍

 武甲正宗では女房のお目当てのにごり生酒のほかには、しぼりたて新種とたる酒を買って、裏手にある井戸水をペットボトルに何本か汲ましてもらって、これで僕が毎朝にコップ2杯飲む分の2ヶ月強が賄えたことになる、秩父に来た目的はこれで大方は済んだわけだ。

                    武甲正宗の裏手

                        店内

                        井戸水

 そのあとはJR秩父駅のある地場産業センターにも少しだけ立寄ってみたが、これといったものは無くて見ただけでサヨウナラ。

                    地場産業センター

 今回も帰りは高速を使って日高にあるサイボクに立寄ろうと思っていたので、やや大回りながら北側にある吉田町の道の駅龍勢会館に立寄ってから、皆野寄居誘導路の入口近くにある梵の湯に入って行こうということで。最初のJA花園ではもう置いてなかった秩父紅という福寿草があるかもと思って来たのだが、この時期の道の駅には他の山野草も含めて何もありませんでしたね。裏庭には普通の福寿草が咲いていましたが。物産販売所ではエゴマの加工品が多いのだけはここの特徴でしょうかね。

                    道の駅・龍勢会館

                    福寿草

                                各種エゴマ製品

 今回も梵の湯を利用したが、ここの重曹泉の濃度は日本一とか、とにかくヌルリとした湯は秩父のほかの鉱泉とは違う泉質がいい、それと今回も平日だからか空いていて、高温サウナが無いのだけは難ありだが、川を眺めるサラリとした湯の露天とトロリとした内湯に交互に浸かってノンビリ1時間ばかりを過ごすことに。なおこの裏手にはドッグランと犬用の温泉もあって、利用料は1600円だそうだ、これって人間様よりも高いですねぇ、お犬様・さまだ。

                    梵の湯

                    ドッグラン

 梵の湯からすぐの皆野寄居道路を使って、その先は花園ICで関越道に乗って鶴ヶ島ICで降り、裏道を使って日高にあるサイボクまでは1時間ほどで到着。ここで今晩の惣菜や美味しいゴールデンポークの生肉やソーセージなどを買込んで、あとは一気に我家に帰ることに。こちらにも塩化物泉のまきばの湯という温泉施設があるのだが、見ればヒッソリとして入口は閉じられている、どうも営業していないような雰囲気で、これはあとでネットで調べたらレジオネラ菌問題で休館したままとか、再開はどうなるんでしょうね。

                    サイボク

                    

 我家には予定通り夕刻の6時過ぎに帰還、買ってきた炭火焼きレバーや豚足でアルコールは久しぶりに飲むビールからと、家では作れないから普段とは違ったこういう夕飯もなかなかいいもんでしたよ。

 これだけ暖かくなれば秩父の雪もほぼ消えていたが、除雪の際に溜めたところで日陰になっている場所では少しだけまだ雪の塊が見られた、軽井沢の山荘周辺はもう少し多いかも、そちらは4月上旬には一回行ってみようかと考えているのだが。


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