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日記(2.19)

2025-02-19 15:32:18 | 日常
2025   2月19日  (水曜日)     ②   風強し
今日も強風注意報が出た。
冷たい風が吹き付ける。
 ● 一応畑の様子を見に行ってくる。
 ● 3月~4月の自治会関連会合に向けて、資料をまとめ始めた。
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▼風と会話しているかのよう。
  宮沢賢治の作品はこんなふうに表現されることがある。
  『風の又三郎』
  〈どっどどどどうど どどうど どどう〉は力強い風を想像させる

『注文の多い料理店』では風を受けて
  〈草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました〉
といった具合に、
 ★自然界の音を感覚的に写し取った
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▼音や声、動作を音でまねて表した語をオノマトペという。
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 言語学者の金田一春彦さんはこれを細かく五つに分類した。
 私たちの周りには音があふれている
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意外と多い職場の音ハラという記事を目にしてドキッとした。
  ◉パソコンのキーを力いっぱいたたく音、
  ◉マウスをたたきつけるように動かす音、
  ◉引き出しを勢いよく閉める音、
  ◉ハイヒールで響かせる靴音。
  なんでも「ハラスメント」と指摘するのには抵抗がある。
  ただ、自分の発する音が知らぬ間に周囲の人を不快にさせているとしたら
◆現役の頃は確かに情報に居たころは数十人がキーボードなどを打つ音。
 複数の電話の声の入交った音がイヤに耳につく日もあったなあ~・・
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▼注意するにも「うるさい」では角が立つ。
  とはいえ集中力ややる気がそがれてしまうのは大問題。
  記事では上司にやんわりと相談してみてはと提案していた。
  まずはこうした悩みを持つ人がいることを自覚したい

無自覚に大きな音を出してしまう裏側には、
 ストレスをため込んでいることがあるという。

 思い当たる人もいるのでは。
 そういう筆者も受話器をガチャンと勢いよくたたきつけていたことがあり
 反省しきりである
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メモ 

金田一(1978)の分類
 金田一(1978)は擬音語と擬態語(いわゆるオノマトペ)を
 音があるかないかにしたがって広義の分類をし、
 🔵音のあるものを言語音で模倣した語を擬音語
 🔵音のないものを言語音で表現した語を擬態語としました。
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広義の分類 狭義の分類 定義
擬音語
(音のあるもの)
       擬音語 自然界の物音を表す語
         擬声語 人間や動物などの声を表す語
擬態語
(音のないもの)
       擬態語 無生物の状態を表すもの
         擬容語 生物の状態を表すもの
         擬情語 人間の心の状態を表すようなもの
 狭義ではさらに5つに分類されています
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🔵自然界で生じた物音、
例えば雨が降る音の「ざーざー」
   電車の走る音の「がたんごとん」などは擬音語と言い、
泣き声の「ぎゃーぎゃー」や蛙の「ゲロゲロ」など
   人間や動物が出す声を表す語は擬声語です。

広義の擬態語は、狭義では擬態語、擬容語、擬情語に分けられます。
   狭義の擬態語は光の点滅を表す「ピカピカ」や重苦しい雰囲気を表す
   「どんより」などの無生物の状態を表す語を指します。
   擬容語は落ち着きのない様子を表す「せかせか」や挙動不審を表す
   「きょどきょど」などの生物の外的な状態を表す語を指します。
   擬情語は「いらいら」「どきどき」など人間の心理状態を表す語のことです。

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オノマトペと音象徴
 一般に言語は、シニフィエ(意味)とシニフィアン(言語形式、音形)との間に
 自然な結び付きがないという恣意性を有しますが、


オノマトペ
 特に擬音語や擬声語に関しては自然と思われる結び付きが
 認められるのではないかという議論があります。

 その例として犬の鳴き声は諸言語で次のような音で表され、
 それぞれがお互いに若干似ていると考えられているからです。
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 日本語:  ワンワン
 中国語:  汪汪(wāng wāng)
 韓国語:  멍멍(meong meong)
 タイ語:  โฮ่ง ๆ(hông hông)
 ベトナム語: gâu gâu
~~~~~~~~~~~~~~~
 日本語の /inu/ で示される概念を /inu/ と呼ばなければならない必然的な理由はありません。
 諸言語ではその概念を dog と呼んだり「狗(gǒu)」と呼んだりするのがその証拠で、
 それぞれ音形が違います。すなわち恣意性が認められるわけです。
 しかし、犬の鳴き声を「ワンワン」や「汪汪(wāng wāng)」と表す理由は、
 その犬の鳴き声に由来すると考えられます。
🔵このように音形と意味の間にある直接的な関係を、
 恣意性に対して音象徴(sound symbolism)といいます。


 擬音語や擬声語は恣意性が低く、音象徴的な側面があるとする立場もある一方、
 それぞれ言語形式が似ているだけで厳密には異なっていることから、
 擬音語・擬態語は恣意性も兼ね備えているとする立場もあります。
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◆ややこしい事だなあ~調べ無ければよかった。
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昔話題になった事・・を思い出した!
◉日本人は虫の音を聴いて楽しむという習慣があるが
◉西欧人は雑音にしか聞こえないと聞いたことがある。
それはこの図の様なことからなのか?左脳の機能が違う・・?

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確かにオノマトペは良く使うなあ・・
使うのを意識したらしゃべれなくなる。なあ~!
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