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日記(2.18)

2025-02-18 10:07:12 | 日常
2025   2月18日   (火曜日)      晴

昨日の午後は数年前から進めてきた連合自治会の
防災計画冊子が出来上がり
市の承認ももらい、これまで進めてきた策定委員会の解散会合が開かれた。
 公民館に出かけるのも、急に出てきた強風で自転車が進まない。
 15時から冊子の説明会が行われた。

内容は何度も読み返しているものだ。
今後の防災に役立てる為と冊子の内容継続のために
事務局を設置することになった。
その後、数人で夕食会を行った。久々の外食であった。
ようやく風も静まった。
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上毛新聞   コラム
前にも書いたが・・
▼上皇后美智子さまの歌集に
 〈暖冬に雪見ることの稀にして北越雪譜(ほくゑつせつぷ)とりいでて読む〉
 という歌があった。
 北越雪譜とは三国街道の塩沢宿(新潟県南魚沼市)に生まれた
 縮「ちぢみ」仲買商の鈴木牧之(ぼくし)が
 雪国の暮らしを紹介した江戸時代後期のベストセラーである

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 ▼雪にまつわる方言や奇談、暮らしの道具を豊富な挿絵を交えて紹介する。
  かんじきの使い方、雪崩や吹雪の恐ろしさなど
  江戸に暮らす人々にとっては想像を超えた世界だったに違いない
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 ▼雪のあまり降らない地域を「暖国」と呼び、さまざまな例を挙げて比較する。
  雪を花にたとえたり、初雪を喜んだりするのは暖国の人。

〈我(わが)越後のごとく年毎(としごと)に幾丈(いくぢやう)の雪を視(み)ば何の楽き事かあらん〉雪に千辛万苦するのが越後なのだという
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 ▼厳しい風土が我慢強さを育んだのか、
  出版までのさまざまな困難に耐えている。
  有名な戯作者の山東京伝(さんとうきょうでん)が協力してくれたが版元が見つからず、
  曲亭馬琴(きょくていばきん)には草稿をたなざらしにされたうえ返却を拒まれた。
  構想から出版まで実に40年の歳月がかかっている
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 ▼この冬は日本海側を中心に災害級の大雪に見舞われている。
   地球温暖化の影響で暖かな海の上に強い寒気が流れ込み、
   雪雲が発達しやすくなっているのが原因という
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 ▼昨日から再び寒気が流入し、本県の北部山沿いも雪となった。
  車の立ち往生や歩行中の転倒に十分注意したい。
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メモ 
★鈴木牧之は『北越雪譜ほくえつせっ ぷ 』の作者として有名です。
『北越雪譜』は,牧之がまだ若い頃に江戸に出た時,
 江戸の人が雪国の雪の多さを知らないことに驚き,
 越後の雪についての著述を始めたものでした。

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 著作は完成したものの,出版にこぎつけたのは牧之が40歳に近づいた頃でした。
 戯作者・山東京伝さんとうきょうでんの弟の山東京山さんとうきょうざんの
 協力を得てのことでした。
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越後の雪,越後の雪にまつわる習俗,
 雪国の暮らしや自然・生態の話などをまとめ上げた『北越雪譜』は当時,
 江戸でベストセラーになったそうです。
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牧之は江戸自体の中期に越後国の魚沼郡の塩沢(現南魚沼市)で生まれました。
 家は裕福な商家で,越後縮の仲買などを営んでいたという。
 父の影響や街道筋に立ち寄る文人達との交流を通じて,
 牧之は俳諧や書画に引き込まれていきました。
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牧之は,単に雪国の風俗を著すことではなく,
 雪そのものにも目を向け,下総古河の城主土井利位(号は許鹿)らが著した
 『雪花図説』にある「雪花五十五品」から雪の結晶の図を引用したりしています。
雪の結晶に色々な形があることが,この頃から研究されて分かっていたようです。
 北越雪譜には,他にもたくさんの挿絵が掲載されています。
 多くの挿絵は山東京山の次男の山東京水(山東京伝の甥)が描いています。
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ただし,牧之が描いた原画をもとにして,山東京水が描いているため,
 ややおかしな点も見受けられます。
 京水自身も,雪を知らないにもかかわらず描いていることに,
 不安に感じていたようで,雪の画には誤りがあるかも知れないが,
 その誤りは自分の責任で,編者の責任ではない,と正直に述べています。
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