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こないだの土曜日に、壁塗りのお手伝いをしに行った。
写真が、群馬県内のそのお宅。かみさんのお友達のお宅。
主に群馬県産の木を使って造られている、木造真壁漆喰塗の家。
外装でスギ板の横張りが、内装で壁の漆喰塗りが行われていた。
特に構造材がとてもきれいで、細部も質が高そうな造りをしている。
設計は、manufattoさん。
残念ながら、設計者の方には会えずでした。
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で、そのリビングと子供部屋の一部壁塗りを、お施主さんで施工すると。
素人向けかと思って行ったら、塗る物も道具もプロと同じだった。
左の写真が、リビングの収納内に塗る漆喰。
色がついているのは、2%程度の珪藻土?の土の色だそうで。
塗るのも当然コテ。荒塗用?の硬いコテや、仕上用?の軟らかいコテが。
素人たちは関係なく、使いやすい道具を適当に使う。
で、当然、コテと反対の手にはコテ板を持って。
右の写真は、コテをふるう?ご主人さん。
塗る漆喰や、塗るための道具は、左官屋さんが用意してくれる。
左官屋さんも慣れた方で、素人さんは厚塗りなので、
職人さんの倍量ぐらいたっぷり用意している、といっていた...。
子供部屋は、子どもたちで一部塗る予定だったけど、
すぐに興味がなくなり、その後ずっと周りで遊んでいた...。
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リビングの壁は、同じ漆喰にワラすさ入りを塗る。
左の写真が、その塗り途中。
日が暮れて灯の中で撮ったので、ちょっと写りが悪いです。
こういう模様のあった方が、凹凸が目立たなくていいかも。
この頃には、塗りも少し慣れてきて、作業スピードも上がる。
が、逆に上の方を塗りたくても、手が上がらなくなってくる...。
右の写真は、左官屋さんが仕上げた、玄関の漆喰磨き?かな。
ノロとかを使ってたのか分からないが、玄関なので多少の防水仕上かなと。
映り込む漆喰壁の実物は、初めて見た。
ドロ団子と同じ感じと言われても、別世界の感動の人間わざである。
いやー、また左官したくなるくらい楽しい。
いやいや、危ない誘惑である...。