さらに昨日
(→”リフト付の貸切バス”)の続きです。
上は、川越市自転車シェアリング
http://interstreet.jp/kawagoe/に使われている自転車です。同シェアリングは、実施主体が川越市
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1385516507381/で、運営会社は株式会社ペダル
http://www.pedal.co.jp/・株式会社まちづくり川越となっているようです。ただ、2018年の11月末まで予定の期限付きなのは、なぜなんですかね…。委託契約の期限とかだったりするのでしょうか…。
シェアリング用自転車としては、とてもこなれているというか、合理的に改造されてるように見えて、いい感じです。20インチタイヤに小さめのフレームに低いポジション、少ない部品点数に黄緑蛍光色のフレームとリム、リアタイヤのスポンサー付きカバーなど、とても経験に基づいていそうです。
前記のペダルさんが、金沢でもレンタサイクルを運営していて、岡山市などでも社会実験を行っているのは後から検索して知りました。サイクルシェアリングシステムもNTTドコモと開発した汎用型のものだそうで、経験を積み上げながら開発されてきたというのが、自転車にも現れているようです。
3段ギアが付いてますが、スピードは出る必要がないので、ローギアで速度の出ない仕様のシングルでいいような気がするのですが、日本ではギアが求められるのでしょうか。T型のハンドルも、高齢の人の腕力ではしんどいので、通常のママチャリハンドルの方がいいと思うのですがどうでしょう。シェア用の自転車は、盗難もあるのでかっこよくない方がいいと思うので…。
こちらは、超小型モビリティによるワンウェイ型カーシェアリング
https://www.sakunori.com/saitama/に使われる、ホンダの「MC-β」
http://www.honda.co.jp/mc-beta/です。実証実験自体は、国土交通省が主導する「超小型モビリティの導入促進事業」ということで、電気自動車系を使った実証実験は、いったい何年何度目になるのでしょうか…。なんだか実験だけやり続けて、実際には導入を進めるような気が感じられないのですが…。
このホンダの「MC-β」も、四輪屋根付き電動スクーターというもので、欧州のL7という二輪車カテゴリー向けの車両だそうです。EVの場合は、バッテリーを除いた重量400kg以下でモーター出力15kW以下という規格だそうで、四輪でもこの二輪のカテゴリーに該当するとのことです。
その車両を、日本の公道上を走らせるために、特例的な措置で軽自動車登録をしているそうです。日本では二輪車ではなく四輪車とならざるを得ないようです。軽自動車ナンバーの上の三角マークが、その特例的な軽自動車であることを示しているのだそうです。日本でも、L7相当の二輪EV規格を作りたいと、国交省は考えているのですかね…。
「MC-β」は、普通に四輪スクーターです。こうカッコつけるよりは、バッテリー式のゴルフカートみたいな方が、シェアリングにはよっぽど合理的に思えます。バッテリーを今どきのものに載せ変えて、ゴルフカートではだめなんですかねぇ…。