"参宮橋駅の木の上家" のあとは、参宮橋駅から歩いて、東京オペラシティの「Miquel Barceló ミケル・バルセロ展」へ寄ってました。先の
「…現代芸術賞展」とはうって変わって、平面・立体という王道な?表現方法と、圧倒的な完成度の高さです。平面とは言わないのかもですが、キャンバスの上で立体的なので、近づいて横からも観たくなってしまいます。
やはり「とどめの一突き」が、正面から観て感じるところや、近づいて横から観た凹凸の表現も、一番好きな感じです。
「小波のうねり」の、ツンツン立ち上がった所に一方向から白を入れて、立体感や動き感を表現しているのも面白いです。右からと左からとでは、観た絵の表情が違っています。
他の、近づいて横から写真は、「銛の刺さった雄牛」、「下は熱い」、「開いたメロン」で、平面ではあるのですが、生命力みたいなのを感じます。
テーマ性のある作品の中では、「不確かな旅」の、抽象と具象の間くらいで、でも全体で不安で重たい空気感みたいなのを表現しているのが、好きな感じです。
全然違って、カラーや動きのある「内生する1人を含む4人」などの民族の表現もいいですし、何点か展示されているノートの、強い何かがスケッチされてる感も、観いってしまうオーラを発してます。
"Miquel Barceló ミケル・バルセロ展"_東京オペラシティ アートギャラリー
https://www.operacity.jp/ag/exh247/
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