昨日は、学生さん方々が2年間ほど作り続けているという "ツリーハウス" を見に行ってました。小山市にある栃木朝鮮初中級学校で、図工・美術の授業の一環として制作が行われているツリーハウスです。実際に、学校内の遊び場にもなっています。埼玉の地元小学校で、小さな森にツリーハウスを作ってみたい、という方に誘っていただき一緒に行ってみました。
実際にそのツリーハウスを見ると、いわゆる大人たちが考えるモノとは違い、自分たちで作っていってる感たっぷりで、とてもイイです。枝が横に広がった木の上には、五角錐?型のとんがったツリーハウスが載っています。
そのハウスへ上がるために、段々状にデッキが作られていて、デッキは下にも潜れるようになっています。デッキの壁面には、たくさんの絵が描かれていて、とても楽しい雰囲気をつくっています。
それだけでなく、全長3m近いスマートボール?(ラムネの玉を上から転がして遊ぶ)があったり、ブランコが吊り下げてあったり、もう1本の木との間には、吊り橋とハンモックが掛かっています。幅広い年齢の人が色々に遊べます。しかし、体重の大きな人の荷重には、どれだけ耐えられるかは「微妙」とのことで、そちらはちょっと制限ありです。我々も、ツリーハウスに上がらせていただく際も、ちょっと慎重に…でした。
製作は、主に中級学年の学生さんが作業して、低学年の学生さんは絵を描くことなどで参加して、製作作業では、いわゆる電動工具を学生さんが使うことやロープワークなども、学習しながらなのだそうです。ツリーハウスは、広がった枝ぶりをうまく利用していて、床を支える大引は、ほぼ載せてるだけに近そうです。当然ながら、材固定の補強やロープワークは、専門の人も加わってフォローされています。"ツリーハウス" には「完成は無い」とのことで、これからも楽しく変化していくようです。
"トチギハッキョ・ツリーハウスプロジェクト"
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