「早く死にたい」
あと数日で90歳を迎える義母が 寝たきりになってから言っていたそうです。
昨年6月から 中心静脈から高カロリーの輸液をし寝たきりの状態でした。
ずっと手足も動かさないため 関節で曲がっていてまっすぐに伸ばす事ができません。
話もしようと何か言うのですが 入れ歯も入っていないため言葉が聞き取れません
2ヶ月くらい前までは 薬だけは経口投与が出来ていましたが それも今ではだめになりました。
以前は時々目を開けていましたが ここ1ヶ月くらいは目を開けた事がありません
声をかけると分かるらしく、頷いたり 嬉しそうな顔をしますが
それも一瞬だけ。
痰がすごくて 吸引するととても苦しそうで・・。
そんなとき 義母が「早く死にたい」と義妹に言うようになったようです。
義妹がポツリ
「誤飲性肺炎を防ぐため点滴に切り替えましょう と言われたとき
食べるのが好きだったからそのまま食べさせてあげてれば良かった」と
10日くらい前から38℃台の熱がでたり下がったりしていたそうだ。
往診で抗生剤をしてもらうとするが 数日するとまた
一ヶ月に2度しか抗生剤は使えないとの事 今度したらどうしようと言っていた所
40℃の高熱 即検査入院となる
昨日入院先の病院に病状説明を聞きに行ってきました。
「検査では特に異常はない。
熱がどこからのものかは特定が今の所できない
抗生剤を変えてみて下がって来るようなら良いが、
高齢のためいつ急変するか分からない
その時は救命処置などはしないでそのままで
もし状態が安定してくれば家に帰られることも。
それにしても高カロリーの輸液だけでこれだけもつというのはすごい とDr.
[私たちもそう思います] 主人と私の心の声
家に居た頃1500キロカロリーの高カロリーの輸液をしていた
動かないのに必要なカロリーなのかと不信に思っていたが 入院先では600キロカロリーになっていた。
納得
それにしても人間の生命力というのはすごい と義母を見ていて思う反面
こんな姿になっても生かされている ということに残酷さも垣間みた気がします。
あとどれくらい義母が生かされるのか分かりませんが 苦しさのない安らかな日々になることを願うばかりです。
7月23日(水)
のち 時々薄日 動くと蒸し暑い
最高気温21.6℃(15時) 最低気温18.7℃(4時)