ミールは1986年 2月に旧ソ連が打ち上げた
世界初の長期滞在型の宇宙ステーションで、ミール本体に6個の
ドッキングポートをもつことにより、巨大な宇宙建造物を作る事に成功。
(パンフレットより抜粋)
全長13.13m 最大直径4.15m 総重量20.4t
天体観測室(クバント)宇宙ステーション「MNP(ミール)」
はドッキングした状態で展示
ミールには 前に5カ所 後ろに1箇所のドッキングポートがあり
それぞれにモジュールを連結して宇宙ステーションを作る。
内部に入ってみました。
食事机
オーブン ゴミ入れなども備え付けられています
作業台としても使われた。
トイレ
無重力では水が流れないので空気で吸い取ります。
水が浮遊しないように上から下へ空気の流れを作り水を回収
操舵室
姿勢や高度を変えるためエンジンの噴射用レバーが椅子の下にあります。
操縦席は背もたれの様な部分の下に膝を付け身体を支える。
プライベートルーム
宇宙飛行士が音楽を聴いたり睡眠をとったりする。
平成10年9月ロシア(旧ソ連)の宇宙ステーション「ミール」
と 実験モジュール「クバント」の予備機が苫小牧科学センターに設置されました。
予備機は、宇宙飛行士の地上訓練や国外での展示などに使用された。
ミールは設計寿命の5年を遥かに超えた15年の運用で
老朽化し2001年3月23日14時57分 南太平洋のにニュージーランド
東方2000kmの海域に落下しその使命を終えました。
最終的に地球軌道を86,331回周回 100人以上の宇宙飛行士が滞在。
『ミール」とはロシア語で「平和」
すごいものが近くあるものですね。