KAZUの雑記帳

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昭和レトロ 言葉編 2

2018年12月27日 15時00分39秒 | 昭和レトロ 言葉

昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記しますが、差別語は使わないようにするが 出てきたらゴメンナサイネ!

罰が当たる  (バチがあたる)

子供に対する警告として親が良く言った言葉だが、罰(ばち)とは「神仏のこらしめ」である。

しかし、具体的にどんな懲らしめなのか親も説明しなかったし、

子供も「何か恐ろしいことだ」ぐらいしか考えなかった。

「そんなことを言ったらバチがあたる」とか「食べ物を残したらバチが当たる」のように言った。

「盗みをしたら罰が当たる」とは言わなかったので、刑罰を受けるような犯罪行為では無くて、

世の中の倫理観に反する行為に対して使われたようです。

 

孝行をしたいときは親はなし  (こうこうしたいときはおやはなし)

孝行は親孝行の事で、子が親に対して奉仕すること。

経済的に親を楽させる事も当然入る。

子が成人して経済的余裕ができ、親の苦労が分かるようになって親孝行をしたいと思った時は

親がすでに亡くなっていると云う皮肉なめぐりあわせを言う。

平均寿命が短く、人生五十年と言われた時代にこの諺ができたが、

多数の人は、ある日この実感を噛みしめる時を必ず迎える。

 

前話 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/e48e798cf13071b1f0a92dc55d662558