昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記しますが、差別語は使わないようにするが 出てきたらゴメンナサイネ!
罰が当たる (バチがあたる)
子供に対する警告として親が良く言った言葉だが、罰(ばち)とは「神仏のこらしめ」である。
しかし、具体的にどんな懲らしめなのか親も説明しなかったし、
子供も「何か恐ろしいことだ」ぐらいしか考えなかった。
「そんなことを言ったらバチがあたる」とか「食べ物を残したらバチが当たる」のように言った。
「盗みをしたら罰が当たる」とは言わなかったので、刑罰を受けるような犯罪行為では無くて、
世の中の倫理観に反する行為に対して使われたようです。
孝行をしたいときは親はなし (こうこうしたいときはおやはなし)
孝行は親孝行の事で、子が親に対して奉仕すること。
経済的に親を楽させる事も当然入る。
子が成人して経済的余裕ができ、親の苦労が分かるようになって親孝行をしたいと思った時は
親がすでに亡くなっていると云う皮肉なめぐりあわせを言う。
平均寿命が短く、人生五十年と言われた時代にこの諺ができたが、
多数の人は、ある日この実感を噛みしめる時を必ず迎える。
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