[ハワイ事情]
ワイキキのど真ん中の一等地のビルの8階にハワイ州観光局がある。旅行代理店だったら知っているが一般観光客はほとんど知らないと思う。なぜならこのオフィス、この数年間に3回も引越しをしているし、内容・外見とも非常に素晴らしい無料パンフレットを作っていても英語で書かれていているので、その存在を知ったとしてもわざわざビルの上階にまで上がってもらう観光客はいないだろう。
覗いてみると案の定、そこに訪問していたのは自分だけ。実はこの観光局、東京と大阪に長年、事務所があったが6年前に今の州知事が税金の無駄づかいということで閉鎖してしまった。その話を受付の年配のロコ(地元)の女性に話すと懐かしそうにやさしく色々と話してきた。現在は40人体制でハワイの各島に分散して観光プロモーションしているという。それもこの不況でだんだんと縮小しているという。
さすが地元のプロ、プロモーション・パンフレットは主要島の地図、観光スポット、写真、紙質、など非常に見やすく、簡潔で上品である。実はハワイに移って来る前に色々な書店で30~40のガイドブックをチェックし、またこちらに来て数種類の無料ガイドブック等を端から端まで見たが、これという一冊が見つからなかった。要するに情報が多すぎて何が重要で何が必要ないかが判断できない。今から思うと結構くだらないインフォメーションがあった。また、こちらのオプショナル・ツアーの会社が沢山ありすぎて(非常に商魂たくましいが)混乱してしまう。もうちょと gentlemen's agreement で何か協定でも作ったらどうなのかと言いたいくらいである。YS
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