トランプ氏が今一番懸念しているのが(最新の大統領のツイッターから読み取ると)、①弾劾訴追問題と②イランとの関係である。
①については、今年11月3日の大統領選挙で勝利し2期目を狙うため、反対勢力の民主党(Democratic Party) に極めて戦闘的でいかなる批判にも報復し、オバマ前政権の政策失敗批判を繰り返し行っている。特に、弾劾問題に時間を費やす民主党の「愚かさ」を指摘し続けている。
②については、米軍によるイラン精鋭部隊司令官の殺害を、人々のツイッターを使い色々な角度からその正当性をうたい続けている。
そんなトランプ氏だが、現在の支持率(Presidential approval reatings) は45%前後で大統領就任時とほとんど同じで、最高レベルではないものの強固のままである。大変不思議なことではあるが、それには訳がある。
SNS(social networking service) を駆使し、毎日ツイッターで全米の media に自分の今までの政策成果をアピールする手法で選挙民の支持を得てきている。また、毎週のように各地で選挙集会を開き、実際にそこを訪れ広い地域での選挙活動を展開している。非常にまめ(忠実)である。
そして減税と低金利で、企業の収益は上がり消費拡大にもつながり、アメリカ経済は好調し続けている。
また、野党・民主党内部の問題(リベラルな支持層と中道的な支持層の考え方の相違)もあって、トランプ氏には有利にはたらいている。
現時点ではトランプ氏再選有利。ただ最後の最後まで何がおきるのか全く分からないのが「アメリカ大統領選挙」である。■YS
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