民主党のジミー・カーター大統領政権下(President Jimmy Carter 1977ー1981)で副大統領を務めたウォルター・モンデール氏(Vice President Walter Mondale 1977ー1981)が93歳で亡くなったと日米で報道された。
総領事館の時代、大阪のホテルの一室でモンデール氏の会見を設営したことがある。氏と読売新聞の記者と自分の3人だけの単独インタビューだった。なぜ鮮明にその場面を覚えているかと言うと、実は氏が、その数か月後に東京のアメリカ大使館の大使に就任したからだ(US Ambassador to Japan Walter Mondale 1993ー1996 ビル・クリントン大統領政権下 under President Bill Clinton 1993ー2001)! "As my big big boss!!"
当時はまさか大使になるとは全く思っておらず、元副大統領でリタイアした・隠居しているおじさんくらいしか思っていなかった。"I am very very sorry!" 大使館には約1,000人のスタッフがいるが、大使と話す機会があるのは限られた外交官トップの10名前後。なので、インタビューでのやり取りが氏との最初で最後の対面だった。
氏の印象は、非常に穏やかで温厚な人だった。数々の要職を歴任し、また日米関係に尽力したハンサムな人だった。
【ご冥福をお祈りいたします。】 ■YS
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます