これは玉野さんたちのリハーサルの様子ですが、左の写真を見てください。
ステージに登る為に斜めに設置した大きな板は、たしか
ライブインスタレーション第1回目・2回目ともダンサーが客席やステージを
行ったり来たりする為に使われた、同じものだと思いますが、
年々穴が大きくなってきてるような気がします。
玉野さん・KAZUさんたちが打ち合わせながらそれを設置してるのを見てて
(うわ~スゴイ穴!激しい動きの最中に足踏み外したりしないかナ
なんかとっても危なそ~大丈夫なのかな~)と内心少々ハラハラしました。
ところがどっこい。
舞踏のリハーサルを見てびっくり
ダンサーの一人(サンフランシスコから来たロニーさん。舞踏中の顔の表情が
とても豊か!)が板の下に隠れてて、真ん中の穴からひょっこり顔だけ出す..という
演出に利用されているではありませんか!!(右の写真)
私の中でただの「危ない穴」でしかなかったものが
急に「オモシロイ穴」に大変身。
そしてまたまた「さすが~」と思うのでした。
即興的なことが出来る方はやっぱり何でも臨機応変で対応できる。
何と何が無いとイカンなんて決して言わず、むしろ
トラブルや不足の事態をどう乗り切るか(それどころか利用すらしてしまう!)を
心から「楽しんで」いるような気がして、
いつも見てるこっちが楽しませてもらえる。
慢性的な人手不足・予算不足・不便な山の中!の共星の里だからこそ、
見ることができ、楽しめるアーティストのすごい所。
私も参考にしよう.......。
何の? う~ん。
そう!人生の。
.