廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

「夏の思い出。」って感じ....。

2005-09-24 18:28:42 | 2.館内と常設のごあんない

最後の残暑というトコロでしょうか、昼間はまだまだ暑いですが、
日差しや空気、朝晩の冷え込みに秋の訪れを感じる今日この頃。
すっかり夏も終わりましたね~。

いつもこのブログは自分が撮った写真を使っていますが、
この写真は旦那クマの撮影です。

「校庭の木越しに夏の終わりの日差しが、優しい木漏れ日となり、
 並んだ白いチューブのパイプ椅子に、
 まるで過ぎゆく夏を惜しむかのようにそっと腰掛けている.....」

みたいじゃないですか?
上の3行、山川さん(過去の記事05,8月26日UP分参照)に朗読してもらいたいワ~。

打ち上げ後の朝早く、クマが珍しく(私は起きれなかったので「ひとりで行っといで!」と冷たくあしらった...)ひとりでゆっくり散歩しながら小一時間、共星の写真を撮っていました。
次に早起きしたKAZUさんに「なんかクマチャン変なトコばっか撮ってたみたいネ~。」
な~んて言われていましたが........

山里の風物詩「彼岸花」

2005-09-24 18:25:53 | 9.山里の四季・風土

山里の秋の名物「彼岸花(ひがんばな)」
(別名 「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」)。

モグラ避けとか雑草を抑える効果とかが有るために
田んぼのあぜによく植えられているみたいですが、
子供の頃、あんまりキレイなので学校帰りに摘んで帰りたくて
しょうがなかったのを憶えています。
この季節になると毎年「彼岸花は毒があるから摘んだらイカン!」
という言葉が周りで飛び交っていたのも...

いつもの通学路にも四季折々の風景があって、小学生もその自然の美しさに
なにかしら毎年注目してたってコトですネ!すばらしい~。

毒があるのは確かみたいですが、すぐに水に溶けちゃう程度とのことです。
しかし、種が散らばってどんどん繁殖するとかではなく、球根で増え、
繁殖率はあまり高くないみたいで、なので摘まれ放題摘まれていたら
(子供は限度をしりませんから)無くなっちゃう可能性もあるし、
それに、私みたいな気持ちの子供が田んぼでウロチョロしてたら
稲を踏まれそうで農家の方も気が気じゃナイですよネー。

それでも一度、自分の欲望に負け、どきどきしながら1~2本
摘んで帰った事がありましたが、
家に飾ってしまうとなぜか映えなくて、ナンか違う?!と
少しがっくりしてしまったものです。
「やっぱり野の花は、そこあるから美しい」と諭す母の言葉を、
身を以て納得した瞬間でした。

もし開花の時期が少し早くて、色が夏の稲のグリーンに赤だったら、
反対色でハレーション起こしていやらしいけど
この時期の稲は穂がたれて黄色みを帯びているので、
田んぼにズラ~ッと並んだ彼岸花の赤い帯とのコントラストは
本当に美しいですよね。(特に棚田はキレイ)

あと、曼珠沙華という別名を初めて聞いたのも、
小学校の時、友達からでした。
母からも毎年のように彼岸花は摘むなと言われていましたが、
別名の事は聞いたことが無かったので
「絶対ウソやん!!そんな「まんじゅう」みたいな名前!
あるワケ無いやんっ!!」と、なぜか勝手に「まんじゅう」を連想してしまい、
自分の中の艶やかで美しい彼岸花のイメージをぶち壊しにされた様な気になり、
そんなのウソだ!といつまでも言い張ったことも思い出してしまいました......。

共星周辺の山里の四季は懐かしい風景ばかりで、いつも癒されますねー。

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秋の訪れ。

2005-09-24 18:17:50 | 9.山里の四季・風土

過去の記事05,7月22日UP分「夏ですね。」の初夏の棚田の写真と、
色を見比べてみてネ!
この写真は同じ田んぼではありませんが、すぐ近くです。

田んぼがあたり一面黄金色に輝くのももうスグです。
そして高木のおいしいお米の誕生!

有名な「高木なし」は、この辺りの気候の特徴である
「激しい寒暖の差」で、おいしく育つんだそう.....

棚田のお米はおいしいとよく聞くけれど、それは「段々状態でつくらなければならないほど平地が少なくて山が多い地域」イコール「寒暖の差が激しい地域」ということになりますよね。
という事は、なしが有名になるほどおいしく育つこの高木では、
当然、お米もおいしい!ハズですね~。

新米が出まわる時期には、共星の里のレストランでも
地元米のおいし~いご飯が食べられるカモ!
(カテゴリ「6.レストランのごあんない」をご参照ください!)

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校庭に広げられた天日干しの薪。

2005-09-24 18:10:08 | 9.山里の四季・風土

9月16日(金)ひさびさに共星に顔を出すと、
早くも冬の準備をやっていました。
校長チョージさんとカワハラさん(カテゴリ「7.楽しいヒトたちご紹介」の「STAFF紹介9」と「STAFF紹介1」を参照)の2人でせっせと薪割りしたものを校庭に並べて乾燥させていた。
薪ストーブは良いけれど、薪の準備がいつも大変ですよね。
私も一度だけ、共星で斧での薪割りにチャレンジさせてもらいましたが
(小さい頃からあこがれてた!)、はっきり言ってオモシロかった。
しかし、体力が続かない!....修行が足りんな。

写真奥に写ってるイチョウの大木は、
大量の銀杏の実をつけてくれて、毎年村の方たちが収穫にやってきます。
共星でも少々頂いて、昨年もチョージさんがヒドイかぶれを起こしながら作業してくれたものを、ありがた~くいただきました!
もともと銀杏は大好きでしたが、つまみとして日本酒にサイコーッ!!に
合うという事に昨年初めて気がつき、もらったものを大切に食べながら
(子供の頃と違い、歳の数食えば満足できる!)
次のシーズンを楽しみにしていました。
ところが!!
なんと先日九州北部を直撃した台風14号による強風のせいで、
実がほとんど落ちちゃったとのこと....
一応落ちたものを川に浸けて実を腐らす(こうして中の種部分を洗い出す。)
ようにはしているそうですが、たまたまこの日来てた、水道工事のおじさんの話によると「未熟なまま落ちてしもうた実はおいしくない」そうで......
かなりガックリしてしまいました。


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「稲の成長みてください。」その後。

2005-09-24 17:59:56 | 9.山里の四季・風土

過去の記事05,7月17UP分の「稲の成長みてください。」のその後。
かろうじて生き残ったけなげな今の姿です。

忙しい夏の間、イベントも挟まり、本格的に世話出来る人間がいるハズもなく......
生き残ってるだけでも奇跡。

お米に成る迄にはとうてい至らないでしょう....前より縮んでるし。
お百姓さんにはたいへん失礼ですが.....

でも「めだかがいます!」がとてもかわいかったので、
UP記事にする事にしました。

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とぐろなすび。

2005-09-24 17:55:53 | 2.館内と常設のごあんない

共星校庭隅の小さな菜園(カテゴリ「11.出張菜園のようす」参照)
になってたおもしろいカタチのなすび。

小さな菜園を頼りにしなくとも、
なすびはこの時期あちこちで有り余った
新鮮なものがまわってきたりするようなので、
このオモシロなすびは、レストランのテーブルに飾ってみました。
この状態で何日ぐらいもったのかな?


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アブラハム・ルベルスキー インターナショナルカーニバル展 期間

2005-09-24 17:47:26 | 3.05~24年の企画展告知&展示

「アブラハム・ルベルスキー インターナショナルカーニバル展」

2005年10月9日[日]~12月4日[日]


■略歴

アブラハム・ルベルスキー:1940年生。
コンテンポラリーアーティスト。
1960年代より舞台美術、ストリートパフォーマンス、
ライブパフォーマンス等様々な分野で活躍。
その活動はライフやピープル誌にも掲載された。
近年では巡回型展覧会Re:Duchampを催し、
既に250ものアーティストの作品が世界各国にて発表された。
また無名アーティストを多く取り上げた美術雑誌:NYArts,Art Fairs International等を1995年以降出版し続けている。
※顔写真は、アメリカABCニュース05,1月放送分より。

<オープニングイベント10月9日〔日〕の13:00~17:00>
コミュニケーションアートのイベントを開催。
共星の里に滞在し、ここで出会った出来事〔人・自然・etc〕で作品を制作・発表致します。
イベントに参加したい方を募集しておりますので是非、
御興味のある方は共星の里までご連絡ください。
(連絡先は、カテゴリ1.「共星の里」って?をご参照下さい。)

<オープニングパーティ>10月9日〔日〕の18:00~
○会費¥2,000


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「秋山祐徳太子パフォーマンスの記録展」開期残り2週間弱!!

2005-09-24 17:21:44 | 3.05~24年の企画展告知&展示

「秋山祐徳太子パフォーマンスの記録展」
見逃した方、まだ時間はありますよ~。
10月5~6日頃までは見られますのでぜひお出かけください!

その後も、一部は引き続き展示予定!
詳しくは電話にてお尋ねください。
(カテゴリ「1.「共星の里」って?」をご参照ください。)

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