05年8月12日(金)午後9:00
「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」終了直後の音楽館内楽屋にて。
ほーっ!と無事終了した主演者の方々の安堵感に満ちた空気の中で、
ひとりせっせとみんなの為に冷たいタオルを用意したりしている、
写真のど真ん中に写ってるピンクのTシャツの女の子「みさとちゃん」若干18歳。
今回、かじピーの紹介で初めて共星のお手伝いに来てくれていました。
イベントの4日前から共星に泊まり込みで入ってくれてて、
いろんなお手伝いをしてくれましたが、なんと初日に貧血かなんかで倒れかけたそうで、
本人曰く「なんか頭ん中が真っ白になった....」とのこと。
共星が死ぬほどコキ使った...とかそういう事では決して無いらしく、
なんだかいろんな初めてのコトに圧倒されちゃったみたいとのことでした。
全員が「この子ダイジョーブかナ~?」と心配する中、
日に日に彼女の表情は変わっていき、
イベント当日には、えつこセンセーから「ケータリング(出演者のお世話)を全て任す!」と言われるまでになったのでした。
状況自体が初めての経験で、しかもこの若さ。
えつこセンセーに見込まれるなんてなかなか無いデスよ~!
そして、ひとつの仕事を完全にまかされた瞬間から、
さらに彼女のやる気は燃え上がった
表情や言動・行動からはっきりとそれを感じとれました。
そう感じてすっかり感心させられた私も、
正直はじめて会った時には「は~今時の若者らナ~」という印象しかなくて、
みさとちゃんが料理が得意だと聞いた時には失礼ながら「エ~ッ!!以外!
」と思った(つーか思わず本人にそう言っちゃったと思うけど)ほどでした。
料理の腕は完璧そーだし、
私の場合はいちいち「えつこセンセーアレはどこ?」「よしえチャーンコレはどこに直すの?」「さあ次何しよっか?」...という状態での食事の準備に後片付け等いろんな厨房のお手伝いも、
みさとちゃんは、一言簡単な指示だけでパッと動いてススッと終わらせるし、
いちいち指示を仰がなくても、
自分で気がつくことをどんどんやって進めてくれちゃう。
いまさらながら、見た目や年齢で判断している「自分では持っていないつもり」の「偏見」に、
彼女のおかげでまた大きく気づかされました。
彼女だけではなく、共星の里にいろんなところからお手伝いや遊びにに来てくれる人たちの中で、若くてもなんか生き方とかがはっきりしていたり、
年配の方でも歳をぜんぜん感じさせなかったりする人と出会えることが多々あり、
自分にとって、それはとても刺激になります!
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