このブログを読んで下さっている皆様の中には、電車通勤をしている方がいらっしゃると思います。電車の中で立つのは苦痛だと思いますが、とてもいい運動だと思います。また、階段を昇り降りしたり、駅まで歩いたりと、知らず知らずのうちに、体力作りになっています。
反対に、車で通勤して事務職の人は座っている時間が長すぎるのが問題です。この場合、食べる時も、仕事をする時も、テレビやコンピューターを見る時も、起きている時間の殆どは、座っている生活なのではないでしょうか。
僕は以前、働いていた時は、職場で殆ど座っていて、車で通勤していたので、朝、職場に早めに行って、仕事を始める前に近くの公園を2キロ歩いたり、夕方、家に帰ってきてから、30分ほど散歩をしたりしていました。仕事中は椅子に座っていることが多くて、運動不足だったのが、リタイヤを決断した理由の一つでした。つまり、仕事をしていては、運動する時間があまりないので、こんな不健康な生活を続けていたら、早かれ遅かれ病気になってしまうという危機感があったのです。リタイヤしてからは、散歩やジョギング、冬はスキーをする時間も増えましたが、それでも、まだまだ運動が足りないと思っています。
日本ではジムが流行っていて、特に定年退職した初老の人達は、ジムに行って体を鍛えている人が多いと思います。昼間のジムはさながら老人会のようだとか、、、。こちらオーストラリアでも、運動したい人はジムに行くのが定番で、特に20代から40代の若者の間で人気があるように思います。
それで、僕もリタイヤ後には、ジムに入会して体を鍛えてやろうと思っていたのですが、、、ジムに入会するのは、結構なお金が掛かるのです。家の近くのジムの会員になるには一か月2万円、一年で24万円ほどかかります。ジムには色々なマシンがあって、筋肉がつくような気にはなりますが、ジムのお金は払っても、途中で行くのを辞めてしまう人が多いのではないでしょうか。
この原因として考えられるのは、まず、マシンやバーベルを使って運動しても、直ぐに筋肉はつかないことです。一年続けても見に見える効果が得られるとは限りません。実は、僕がオーストラリアで就職した年、今から30年近く前のことですが、一年程、ジムに通いました。でも残念ながら筋肉がついたとは実感できず、辞めてしまい、以来、ジムには行っていません。
減量の為にジムへ行く人も、ジムで脂肪は多少減っても、筋肉がついてしまって、体重はプラスマイナスゼロで、減量の効果は見られないということもあるのではないでしょうか。
つまり、目に見えて効果が現れれば、ジムに行く動機づけになるので、続くはずですが、直ぐに効果が現れないので途中でやめてしまうのです。
もう一つのジムの続かない理由は、マシンやバーベルを使って筋肉を鍛えるのは、実は苦痛でしかないということです。筋力の限界まで負荷をかけて、何回も単純な動作を繰り返すのは、はっきり言ってつまらなく、しかも、筋肉が痛いのです。筋肉の繊維が壊れてしまうまで、負荷をかけて、筋繊維が復元する際に、以前より大きくなるから、筋肉がつくらしいのですが、人間は苦痛を避けるように出来ていて、苦痛を避けた人々だけが生き延びられたので、苦痛は誰だって嫌いなのです。
一番よい体力作りの方法はスポーツ、例えばサッカーや登山やスキーなど、それ程、苦痛も感じず、楽しみながら、知らず知らずの内に体力がつく活動です。ただ、この様な活動は毎日家で出来るわけではありません。
それで、昨日、始めますとブログで宣言した体力作りですが、、、。
昨夜は、腕立て伏せ20回、
今日は、ジョギング20分と 腕立て伏せ20回、腹筋20回、スクワット30回でした。
これから一週間はこれくらいの運動をして、その後で、少しずつ増やしていこうと思います。3日坊主で終わると思ったこのブログも、既に数か月続きましたから、体力作りも続くと良いのですが、、、。兎に角、健康の為には、良く食べて、良く運動して、良く話して、良く寝ることが大切ですよね。
では、明日も、このブログでお会いしましょう。