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Mind Feeling 1002-3 「暗闇にある鏡に映るものは…」

2007年10月02日 22時27分17秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
  いつ底が抜けても良いような床を歩いている気がする。
 ギシギシと音をたてながら、腐りかけた木材が使われた床を歩いている。しかも、足音は薄暗く、いつ穴にはまったり、床が抜けたりしても全く不可思議くない状態だ。慎重に進んでいるつもりだが、そんな張り詰めた緊張の糸なんて、長く続く物じゃない。
 そんな中で、鏡を1つ見つけた。そこに映っているのは、1人の背中だった。しかも、無性に追いつきたいと思う背中。決して、たどり着けないと知りながらも、近づきたいと思う瞬間に、歩調が早くなっていく…。
 埃と闇で映るはずのない鏡に、1人の背中が見えるのは、眩き光が発せられているからだ。無垢でくすみも迷いもない1スジの光。そんな光が、早まる脚を誘っている。近づきたいと思う心は強くなるばかり、けれど、床が抜ける事を考えるとこれ以上、歩調を速めるのは危険すぎる。
 
 
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殺伐とした中から

2007年10月02日 07時27分31秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 取り立てて書くような話もでないが、人込みが溢れる朝の駅は実に物々しく、息がつまる。
  もうタイトルも作者名も忘れてしまったが、何時か読んだ小説に、山手線のどっかの駅を舞台にし「混み合った電車が怖くて乗れない」という話があった。電車に自分自身が飲み込まれそうで怖い事そしてそんな電車に多くの人に乗り込む人達もまた怖いと言う。 今の光景はまさにそれに似たものがあると思う。話の舞台こそちがうけれど…。


 <追記>
 今日、初めて東急田園都市線の準急に乗る機会に恵まれた。
 東急に準急はどうもしっくり来ない…。
 それにしても、しばらく観ないうちに、5000形電車がかなり増殖した
様に思えた。 

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Mind Feeling1002-1 止まりそうな迷走

2007年10月02日 06時42分11秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「迷い」が、深まっている。
この迷いを例えるなら、「ファールボール」になる。
つまり、いつかは、「アウト」となる可能性が高いのだ。野球なんて好きじゃないし(それで、よく『おおきく振りかぶって』を観てたな…という感じだが)、それをたとえにはしたくないのだけれど…。
  今日も、曇りの1日になるようだが、胸の中を現しているようだ。灰色は、白くも黒くあるが、そのどちらでもない。故に質が悪い。両方を併せ持つ事の、代償と言える。

 <追記>
 この時、左眼にはめたコンタクトが妙に痛くて(充血してた所に無理にはめたので無理も無いが)、文章が打ちづらかった…。
 先日紹介した『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』の小説に出て来る、ドワーフのザイルになった気分だった…。
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