涼風鈴子「はい、おはよざいー、涼風鈴子だよー、モーニングオンだよー。さてえ、今朝はブルーマンデー、ヤデスネ、ヤデスネッ、ヤデスネッで御座いますが、何と台本がまたも真っ白でありますので、今日はこれにてさらばにだ」
この屋上へと続く蓋の向こうに、私の望む世界があったらいいのに――と思ってみたり、この蓋の先には、きっと望んだ世界があるはずだ――と思って、期待を込めて開けて突き抜けても、そこにはただ日頃見えない位置から眺める見慣れた風景しかないんだろうな・・・。
去年2014年にオリオン座をみたのは、８月の終わりだったらしい事がこの投稿記事をみるとそんな感じであった。そのときは、ああ、悲しみと絶望の冬が来るんだな――と思いつつ、もう仕方ない、でもまあ何とかなると良いな・・・とその先の未来に、希望というか期待は持ってなかったように思うし、今もその時と実際変わらない。これではマズイ――危機感はあっても、もう期待は何一つ持てないし、希望もない。そんな気持ちで見上た今日今の日曜深夜のオリオン座を見て、ああ、冬か---とただ無機質に思うだけで、悲しいも嬉しいも希望も絶望もなく、妙にニュートラルな自分がそこにいたことがひどく滑稽に思えたので、記事にしてみた。なんと言う話だろうか。笑えるに笑えないし、泣けるに泣けない。
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