涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さてえ、4月は、9日目です。死んで苦しい日、即ち、地獄」
柿島孟子「柿島孟子です。おはようございます」
東町同心海芝浦偽左衛門「これは、これは、涼風様」
涼風鈴子「でたでた、偽の閻魔遣いが」
柿島孟子「涼風さん、一体、何言ってるのです?ひとりで?」
東町同心海芝浦偽左衛門「こちらの方は?」
涼風鈴子「偽の芸名を騙る何とかに、もはや言うべき台詞等、で有名なおたずね者の嫁さんだ」
柿島孟子「???????」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「では、めしとらねば」
涼風鈴子「いや、それは、無理だ。どうも、あんだの姿は、見えてない」
柿島孟子「何か、薄気味悪いですね」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「では、致し方ないですな」
八丁畷筆頭同心小野国道「海芝浦さん、こんな所で、何油をうってるんですか?」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「はっ。油は売っているわけではなく」
八丁畷筆頭同心小野国道「さっ、かえりますよっ」
八丁畷筆頭同心小野国道は、八丁畷同心海芝浦偽左衛門を、ラチった。
柿島孟子「何なんです?なんか妙に長い間がありましたけれど」
涼風鈴子「気の所為だ。以上、“Morning on”でした」