涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さてえ、6月24日水曜日です」
柿島孟子「柿島ばあちゃんですう」
涼風鈴子「なに、ばあちゃん?」
柿島孟子「もう、ばあちゃん――と言う話が、台本には、書いてある」
涼風鈴子「へー。で、作者は?」
柿島孟子「作者?急行特急THですね」
涼風鈴子「なあるほどねえ。りんりんこっこのターン。生クリームたっぷりパイを、急行特急THに、1発」
急行特急TH「わぷっ!!」
――突然、スタジオのライトが落ち、有名時代劇キャラクターのテーマが流れる――
東町同心海芝浦偽左衛門「東町の同心でございます」
涼風鈴子「いきなり、スタジオの灯りを、消すとは、愚者の1つ覚えではないかっ!」
東町同心海芝浦偽左衛門「はっ。実は、先ほど、急行特急TH殿から、涼風様へ、内密なものを、預かりまして、それを、献上しに」
涼風鈴子「そんな話が、台本に書いてある。と言うことは?」
東町同心海芝浦偽左衛門「涼風様を、閻魔の所へ」
柿島孟子「ちょっと、ちょっと、急行特急THさん、いつもより、間が長いじゃないの?」
急行特急TH「御約束、御約束、お静かに」
柿島孟子「この局、どうなってんの?えっ?――カンペを読む――あっそうなの、以上、ヲチが省略された、“Morning on”でした。えっ?スタジオ、停電したの?マヂィ?涼風さん、もう、【楽屋裏】にいってんの?孟子、しんじらんなああい」